家庭弁当では限界、中学校給食の実施に踏み切って!
教育委員会の審査で、白井まさ子議員は、中学校給食、教員の多忙化、夜間中学の統廃合について、質問しました。
横浜市は中学校給食を実施しない理由として、中学校期は個人差が大きいため画一的な献立より体調や栄養バランスを考慮した個々に応じた昼食の方が望ましいとし、家庭弁当持参を基本とするとしています。また、林市長は、横浜では家庭弁当が9割の家庭で定着していると述べています。
白井議員は、「給食やってないから、お弁当を持っていっているわけで、それ以上でも以下でもない」と、家庭弁当が定着しているという市長の発言を否定。家庭弁当が「体調や栄養バランスなどを考慮した個々にふさわしい内容」であることを確認しているのかと質問しました。
岡田教育長は、家庭弁当の栄養バランスについて確認はいないが、「家庭弁当は保護者のみなさまが責任をもって作っていると認識している」と答弁。
白井議員は、貧困の格差が広がっている現在、弁当を作る能力も条件もない家庭が増えており、500円位の業者弁当は高いと指摘し、中学校給食の実施に踏み切るよう求めました。
また、先生の多忙化の解消に向けて実態把握をすること、統廃合が計画されている夜間中学校の統廃合はやめて現在の5校に専任教師を配置するよう、要求しました。
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