消防団への期待に見合った予算をつけて処遇改善を
消防局審査で古谷やすひこ議員は、消防団について質問しました。
古谷議員は、自ら消防団員として活動しています。古谷議員は、消防団員の活動を通してわかったことなどから、半袖の活動服が導入決定後3年経過しても全員に行き渡っていないこと、消防車両等をしまっておく器具置き場452棟のうち154棟が旧耐震基準の建物であること、15年の更新年数を超えている消防車両が195台あるのに昨年度予算での更新は4台にとどまっていること、消防団の報酬が国基準の8割と低いなどを告発しました。
その上で、「いずれも消防団に関する予算の枠で本当に規定されているために、必要な予算が取れていない。これから消防団に期待して様々な役割を課すとあるいはお願いするというのであれば、それに見合った処遇をすべきだし予算をつけるべきだ」と主張しました。
消防局長は、「必要な予算の確保については、消防団活動を適切に推進していくため、各事業の優先度を勘案しながら、取り組んでいく」と答えました。
さらに古谷議員は、大規模災害時に自分も地域に貢献したいと思っている方は大変多く、消防団がそういう人たちの受け皿になりうると述べ、数値目標と役割分担を定めて、消防団と消防署が一体となって知恵も力も出して団員確保に取り組むよう求めました。
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