市民局が先頭に立って新南区役所へのバス路線設置の取り組みを
市民局審査で、あらき由美子議員は、区役所における権限強化として、個性ある区づくり推進費、新南区庁舎へのバスアクセスの検討、区役所機能強化のための正規職員増員について、質問しました。
南区役所は2年後に、区のほぼ中心部にある蒔田から中区に近い浦舟に移転します。新区役所へはバスの便が悪いため、連合町内会長や福祉関係団体などから新区役所へのバス路線を作ってほしいという要望が市に出されています。そのため、区役所が中心となって、バス事業者や警察との協議を進めていますが、実現の見込みが立っていません。
今度移転する場所の近くには、浦舟複合福祉施設、市大の市民総合医療センター病院、中央児童相談所、さらには三吉演芸場や横浜橋商店街があります。
あらき議員は、区内からのアクセスが良くなれば、これらの利用者が増えることも予測され、また、高齢化が進んでいることから、バス路線の設置が必要だと述べました。そのために、予算や権限の限界がある区だけでは限界があるため、市民局が先頭になってバス路線の設置に取り組んでほしいと要望しました。
市民局長は、これまで区とともに情報を共有化してきたが、引き続きバス路線の設置について区役所と連携して取り組んでいきたいと答えました。
あらき議員は、区民ニーズに応え、地域におけるきめ細かな対応を速やかに行なえるよう、市民ともっとも身近な区役所に予算と権限を委譲するとともに、区役所の正規職員を増やすよう、求めました。
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