新横浜駅の横断地下道に早急にエレベーター設置を
道路局審査で、白井まさ子議員は、JR新横浜駅の横断地下道のエレベーター設置、東急東横線綱島駅の駐輪場整備、同東急東横線菊名駅のバリアフリー化工事について、質問しました。
JR新横浜駅では、篠原口と南口に階段しかないため高齢者やベビーカーには大きな負担で、地元から市にエレベーター設置の要望が出されています。横浜市は、2013年度から工事着工を予定していましたが、いまだに工事が始まっていません。
白井議員は、昨年6月に港北区議員団会議で「JRと協議中」で「12月までに終えて、速やかに工事を実施する予定」との説明だったが、その後1年たっても工事の始まる様子がないとして、なぜこのような事態になっているのか、質問しました。
道路局長は、整備箇所は新幹線と横浜線が交差しており、JR各社と近接施工になるため、工事による鉄道施設の変位を詳細に解析することや、施工方法、また用地確認などの調整に時間を要しているためと答えました。
白井議員は、協議が整いやすい篠原口の方から工事を切り離して始めるなどして、早期に設置するよう求めました。
東急東横線の綱島駅周辺では、2014年の調査で、自転車利用台数は6,000台超で市内で2番目に多く、自転車駐車場は民営を含め14か所、設計上の収容台数は5,555台で市内では2番目に多く、放置台数は421台で、市内では7番目に多い状況です。
白井議員は、これから相鉄・東急直通線の新綱島駅整備とあわせた再開発の土地利用の方針案では駐輪場の不足も課題に上がっており、駐輪場や自転車が走りやすい空間などを考慮した整備とすべきだと主張しました。
道路局長は、駅周辺は土地利用も高度に利用されており、十分な道路幅員もないため、新たな駐輪場の整備や自転車の通行空間の確保というのは難しいが、再開発事業などの際には、歩行者や自転車利用者に配慮し施設整備を計画的に行うよう、総合計画に盛り込んでいきたいと答えました。
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