新南区役所へのバス路線の新設・延伸を
交通局審査で、あらき由美子議員が、市営地下鉄の安全確保、新南区役所へのバス路線の確保、市営バス運転手の安全・ミス防止研修、市営バス停の上屋・ベンチの設置等について、質問しました。
6日に横浜を襲った台風18号では、地下鉄戸塚駅が浸水し、約2時間にわたって地下鉄が部分運休しました。あらき議員は、この時の対応を確認し、今後も情報を的確につかんで早めに対策をとるよう、求めました。
南区役所が現在の蒔田から浦舟へ2年後に移転するのに伴い、連合町内会長や福祉団体関係者などから、新区役所へのバス路線を望む声が多く上がっています。あらき議員は、高齢化が進み、坂が多い南区ではバスは欠かせず、新区役所へ乗り換えなしで行けるよう、バス路線の新設や延伸を求めました。
交通局長は、新区庁舎へのアクセスは重要なテーマと認識しており、検討を進めているとしながらも、「採算面にも留意することが大事」として、「いろいろ工夫を重ねてまいりたい」と答えました。
あらき議員は、ふれあいバスを5路線中4路線が赤字でも運行している例をあげ、採算面ばかり強調せず、「市民の足」としての役割を担う公営企業として、実施してほしいと述べました。
また、あらき議員は、高齢化に伴ってバス停の上屋とベンチを増やしてほしいという要望が非常に増えているとして、今後の取り組みを質しました。
交通局長は、上屋については従来からの広告付上屋方式に加えて交通局による設置を継続し、ベンチについては現行中期計画の設置目標である1,040基を達成後も、引き続き設置を進めていくと答えました。
◎質問と答弁はこちらをご覧ください。