古谷議員:日本共産党古谷康彦です。どうぞよろしくお願いいたします。党を代表して質問させていただきます。
開催1年前ということで、グリーンエキスポ2027の開催についての懸念事項など、をまとめてお伺いしたいというふうに思います。
まず整備費について伺います。スライドをご覧ください。当初計画320億円ということで、ここから417億円に増額ということが示されました。そのうち、139億円が国で、地方自治体139億円、経済界139億円ということになっています。開催まで1年ですが、整備費についてこれ以上の増額ないのか改めて伺います。
堀井局長:会場建設費につきましては、物価上昇が今後も続くと見込んでおります。また、想定を上回る物価上昇や、異常気象、災害等に対応できるよう、予備費の計上もしているところでございます。従いまして、再度増額が必要となることはないと考えております。
古谷議員:はい、ないということですね。もう一つ運営費について伺います。当初計画では、360億円と536億円ということで、1.5倍の跳ね上がりということになりました。これも同じく増額はないのか伺います。
堀井局長:運営費について、でございますが、会場建設と同様に今後の物価上昇も見込んだ上、グリーンエキスポの運営に必要な収支の見通しを協会が示したものでございます。こちらも、再度増額が必要となることはないと考えております。
古谷議員:これ局長ね、今増額ないという話なんですけど、ちなみに赤字になった場合に対応するスキームはあるんでしょうか。
堀井局長:はい、赤字になった場合の対応でございますけれども、運営費につきましては、令和3年の閣議了解におきまして、適正な入場料の設定等により賄うものとされておりまして、国庫による負担や助成は行わないとされております。本市としても、同様の立場です。したがいまして、そういった予算等については、今のところは考えてございません。収支に関する事項は、開催主体である博覧会協会において対応することでございまして、収入確保にしっかりと取り組んでいただくことが重要と考えているところでございます。
古谷議員:決意ではなくて、スキームがあるのかというふうに聞いたんですけど。
堀井局長:赤字になった場合のスキームというのはございません。
古谷議員:はい、ということなんです。それで、スライドをご覧ください。これは、チケットの先日発表されました、運営費を賄うのは主に入場料収入と営業出店収入などです。チケットの売上については、有料入場者数1000万人以上想定して、418億円というふうに聞いています。チケットは、今月から売り出されるということなんですけど、このチケットについて一般で5500円ということになりましたので、正直感覚的には高いなというふうに思っています。ところで、このチケットについて、前売り段階でどのぐらい売り上げて、それでその計画等々がどうなっているのか伺います。五十嵐理事:過去の博覧会や大型イベントの実績などを踏まえ、公式チケットサイトでの販売の他に、旅行代理店などのチケット販売専門業者による販売、企業の皆様によるご購入を進め、まずは会期前に半分程度の販売を目指し、残りついては会期中での販売を想定していると聞いております。
古谷議員:例えば3月の売り出し時にはどのくらい売る、あるいは4月にはどのくらい売る。そういう販売計画ありますか。
五十嵐理事:まずは会期前までに半分売るということでございまして、月別の目標については聞いておりませんが、先ほど申し上げましたように、各販売チャンネルをしっかりフル活動させて売っていくことが重要だというふうに考えております。
古谷議員:販売計画をしっかり練らなければ、そういうことをチェックすることもできないというふうに思い、確認いたしました。これですね、この5500円のチケット、この価格に見合うだけの魅力は何でしょうか。
堀井局長:グリーンエキスポでございますが、圧倒的な花と緑に囲まれながら、環境負荷を減らす最先端技術、生物多様性に支えられた食や農の体験、国際色豊かな文化などに触れられるまたとない機会でございます。環境とともに生きる社会をいち早く体験体感いただく、未来を感じていただけるような魅力を、グリーンエキスポ協会と連携して作り上げていきます。
古谷議員:今、局長が読み上げられたのは分かるんですけど、一方で、私自身は花が好きですし、花木が好きですから行こうと思っていますが、そういうことがあまり興味のない方について、今お話しされたことを語っても、なかなかちょっと行かないなって思うんです。魅力を語るというところが、伝わらないんじゃないかなと思いますけど、再度伺います。
堀井局長:はい、私自身、今私が答弁させていただいたことが魅力だと感じておりますが、さらに会場では特別感ですとか、非日常感、あるいは唯一無二の体験、あるいは未来の暮らしの体感、あるいはいろんな方々との交流、様々なメニューを今検討して用意しようとしています。こういうものをしっかり発信して魅力を高めていく、これに尽きるかと思います。
古谷議員:局長自身もそうですし、伝える側が伝わるように伝えないとなかなかいかないのではないかと思っています。続いて、市内の子どもたちを招待するには6.5億円と聞いています。他にも市民を招待するような仕組みは、あるのか無いのか伺います。
堀井局長:はい、現時点では、広く市民を招待する事業については、特に検討してございません。
古谷議員:チケットの売上がなかなか伸びないという時に、そういうことは検討するんでしょうか。
堀井局長:はい、こちらの目的が、そもそもチケットの伸びがどうだとそういうところに原点はなくて、やはり将来を担う子どもたち、横浜を担う子どもたちに、新たなグリーン社会、将来の社会を体験いただきたい。そういうところで、広く市民となりますと、このターゲットはかなり広がりますので、そこまで我々の方で招待をするということは難しいだろう。こういうようなことを鑑みて、今このような事業を計上させていただいているところでございます。
古谷議員:ありがとうございます。入場者数の数え方について伺います。大阪万博では、スタッフの数までカウントしていました。グリーンエキスポではどういう考え方なのか伺います。
五十嵐理事:大阪関西万博では来場数と、その内数として関係者の入場者数という形で分けて公表されておりました。グリーンエキスポにおいても、大阪関西万博を参考にしながら、今後協会で整理していくものというふうに承知をしております。
古谷議員:それはまだ決まってないということなんでしょうか?
五十嵐理事:入所者数のうち、有料入所者数1000万人について、スタッフなどが入るようなことはございませんが、その他の500万人についてどのようにカウントするかについては、協会の方で検討中だというふうに承知をしております。
古谷議員:そうすると1500万人を、有料入所者数も入れて1500万人集めるんだということについては、スタッフの数も入れる可能性があるということですか。局長に伺います。
堀井局長:はい、スタッフの数につきましては、今のところ、今五十嵐理事から答弁しましたようにカウントする予定はございません。1000万人の有料入場者は、あくまでもチケットをご購入いただいた方々のご来場者数ということで考えております。
古谷議員:局長ごめんなさい。1500万人の中にはスタッフの数は入る可能性はありますか。
堀井局長:失礼しました。この1500万人の方にスタッフの数を組み込むかどうかは、現在協会等を含めて検討しているところでございます。ICTの活用ですとか、いろんな参加形態が考えられますので、この辺の個別の具体のカウント対象につきましては、協会で今後整理されていくものと考えています。
古谷議員:はい、決まってないということですね。今まで市が支出した関連費用の総額伺います。
藤村部長:開催が決定した令和4年度から令和7年度までに本市が支出した関連費用として、会場建設に係る協会への補助金や企業版ふるさと納税による負担金、機運醸成に向けた発信プロモーション活動、交通輸送対策など、総額で約222億円。内、市費が約87億円となっております。
古谷議員:はい、わかりました。ちょっと質問一つ飛ばします。今質問させていただいた中で、スライドをご覧ください。私が何を言いたかったかというと、グリーンエキスポが発信するものとは何かということを聞きたかったんです。レガシーは何か、行動変容とは何か。こういうことについて、グリーンエキスポを開催することによって、具体的にどんなアウトプットを期待していますか。
堀井局長:はい、まずグリーンエキスポでございますけど、環境との共生をテーマとしてございまして、地球に優しいアクションプランを実践する皆様の取り組み、先進技術によりこの未来の街暮らしなどを体感するということ、横浜が目指す新たなグリーン社会の実現に向け、多くの皆様が資源を大切に使うなどの地球に優しい暮らし方の実践、こういう様々な行動変容につながっていくということを目指しています。併せまして、友好平和の象徴として開催されるエキスポの理念を継承した上瀬谷のまちづくり、これを推進し郊外部の活性化拠点の形成にもつなげていくと。こういった複合的なことだと考えています。
古谷議員:はい、局長今答えられたことが、やっぱり行動変容等についてももっと具体的な定量的な目標を持つべきだというふうに思います。これは一例ですけど、市内住宅で太陽光パネルの設置率をこのぐらいグリーンエキスポ開催によって上げていくんだとか、何かもう少し定量的なものを上げる必要あると思いますがいかがですか。
堀井局長:はい、定量的な目標とその成果というものは、私も必要だと考えています。新たな中期計画におきましては、環境に優しい行動に取り組んでいると答えた市民の割合などを行動変容の指標として設定してございます。横浜市市民生活ニーズ調査等の結果によりまして、今後目標値を設定し、グリーンエキスポ開催による市民の皆様の行動変容の広がりを把握していきます。
古谷議員:今の回答がアバウトだと思うんです。定量的に目標を定めるってことですから、数字を定めるってことですよね。それで、今の指標で言われたのは感覚の目標です。ですから、もう少し具体的な定量的目標を定める意思はあるかないか伺います。
堀井局長:はい、今私が申し上げましたのはアウトカムという指標でございまして、やはりそういう状態に持っていきたいと。そういった状態に持っていくためには、今私は市民調査の行動変容ということを申し上げましたが、様々なアウトプットが積み重なって、そのようないわゆるアウトカムにつながると思います。そのアウトプットにつきましては、先ほど申しましたように行動変容だけではなくて、将来の上瀬谷の街づくりですとか、平和の象徴としての発信ですとか、いろんな多岐にわたる複合的なことでございますので、必要に応じてそういったいわゆるアウトプットも我々把握しながら進めていきたいと考えています。
古谷議員:アウトプットを把握するものではなくて、しっかり示すものだというふうに思います。これ、今お答えいただいたこと、膨大な市費投入に本当に見合うのかということについて伺います。
堀井局長:夏の猛暑や集中豪雨が発生しておりますし、生物多様性の損失なども発生しています。深刻化する環境問題が進む中で、豊かな地球環境を次世代に引き継ぐ。これは危機感を持って、環境に優しいライフスタイルの転換を加速させていくということがつながりますので、とても重要、必要であると考えているところでございます。
市民が安心して暮らせる生活環境を確保する、魅力ある街づくりを進めていくこういうことに対しまして、市民に身近な都市である本市の責務は非常に重要だと考えています。環境との共生をテーマとするグリーンエキスポ通じまして、多くの皆様の行動変容につなげていくことが必要不可欠ということで、このように掲示をさせていただいております。
古谷議員:今おっしゃられた行動変容が、具体的に語られないんですよ。今のやりとりをしていても、そうすると前年度比46.6%の増額になっていますから、これだけの具体的なお金かけているわけですから、やっぱりしっかり定量的に目標を定めていただきたいと思います。以上です。




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