地下鉄安全神話を捨ててきちっと対策を
大貫憲夫議員は横浜市予算特別委員会の交通局審議で、あざみ野駅のバリアフリー化、地下鉄の耐震強化について質問しました。
昨年2月に、関内―桜木町間の上りレールに一部破断が見つかり、トンネルを構成するセグメントの継ぎ目から塩分を含んだ水が漏れ、レールの腐食が進行したのが原因と見られています。塩害に強い枕木への交換や水が滞留しないように道床を切り下げるなどの対応がなされました。
大貫議員は、一般に地下構造物は安全だといわれるが、阪神淡路大震災時に神戸の市営地下鉄で被害が起きていると指摘。地盤と地下トンネルの種類の関係などを確認しながら、安全神話に頼るのではなく、きちんと対応するよう求めました。
二見交通局長は、市営地下鉄については、10日に1度の線路巡回、2年に1度の定期点検を行っており、地震の揺れに対して十分な強度を持っているが、新年度予算で
全面的な補修工事をやっていきたいと答えました。
また、大貫議員は、あざみ野駅通路のバリアフリー化を急ぐように求めました。
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