保護者や市民の教育に対する想いや願いに背く教育委員会は大幅な施策転換を
2016年度決算特別委員会の教育委員会審査で、古谷やすひこ議員(鶴見区選出)が、教職員の労働環境の改善、教科書採択方法の改善、ハマ弁、北綱島特別支援学校などについて質問し、教育委員会の姿勢を質しました。
古谷議員は、この議会の一般質問で教職員の休憩時間をとりあげ、教育長は「休憩時間を確保できていない状況にあると認識しております」と述べ、また、教職員の長時間勤務についても教育長は「改善には取り組んでいるものの抜本的な改善には至っていない」とも述べました。
古谷議員は、部活動が長時間勤務等の大きな要因となっていること、横浜市が「学校は完全なブラック企業」と特集された雑誌にも取り上げられたことを指摘、そんな中で学校へ誰も行かない閉庁日を思い切って設定した決断ができたのだから、教職員の仕事の総量を減らすために部活動の休養日等の設定、少人数学級の実施、最終的には人も予算も市として増やすこと等を実施すべきと主張しました。
柏崎副市長は、「しっかり市長以下、それから教育委員会と様々な課題について議論をしながら予算編成や計画策定なども進めておりますので、必要な措置に必要な予算がきちんと取れるように、これからもしっかり議論して参りたい」と答えるにとどまりました。