林市長「保育所待機児童解消に向けて
あらゆる方策を駆使して重点的に取り組む」
30日から始まった2008年度決算特別委員会の総合審査で、日本共産党を代表して中島文雄議員が、前中田市政への評価、保育所待機児童対策、小児医療費助成制度の拡充、「少人数教室」について、林文子市長の見解をただしました。
中島議員は、保育士の確保がどこの保育所でも困難であるなどから、認可民間保育所や横浜市が独自に設けた基準に合致した横浜保育室への支援が切実に求められていると指摘。林市長が横浜保育室事業の強化を図り、低年齢児の待機児解消につなげると表明していることについて、拡充策の内容、実施時期を問いました。
林市長は、「保育料軽減助成の拡充や経営安定化のための基本助成費の拡充など2010年度予算編成の中で検討する」と答弁しました。
また、中島議員が、林市長が所信表明などで推進するといっている「少人数教室」の意味についてただしたところ、市長は「少人数授業や少人数学級等、子どもたち一人ひとりに目が行きとどき、きめ細かな指導を推進するための様々な仕組みというのを捉えて表現」と述べました。中島議員は、「少人数学級と違うということをしっかり認めて、私が要望している少人数学級での拡充をやってほしい」と要望しました。
質問と答弁については、こちらをごらんください。