心配な大型公共事業偏重予算
財政局審査で、大貫憲夫議員は、予算編成のあり方について質問しました。
大貫議員は、予算代表質問などで、新年度予算案が身近なインフラ整備よりも大型公共事業に偏重したもので、問題があると指摘し、是正を求めました。
問題点として、身近なインフラ整備の方が横浜経済に波及効果が大きいこと、新市庁舎建設や横浜環状道路整備などを2020年の東京オリンピック・パラリンピックに間に合わせるため工費が膨らんでいること、橋梁や学校施設をはじめとする公共施設の補修・整備が進んでいないこと、大型公共施設への投資が法人市民税を増やす保障はないことなどをあげました。そして、中小企業振興基本条例を活かして、市内中小企業の仕事をふやすべきだと主張しました。
経済局長は、限られた財源の中で、大型公共事業も、公共施設の保全・整備、福祉、教育なども、バランスを考えて、予算編成をしていると答えました。
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