水道局技術者や関連民間業者の人材育成を
水道局審査であらき由美子議員は、水道局発注の工事と人材育成について質問しました。
現在、建築関係の技術者や職人不足が深刻になっていますが、水道関係も例外ではありません。あらき議員の質問に対する水道局経営部長答弁では、過去2年間の水道局発注の入札工事のうち、主に入札参加者がいないために13~15%が不調になっており、その原因として市内事業者の技術者不足で入札に参加できない状況があるといいます。
あらき議員は、水道局でも団塊世代の大量退職後35歳以下の土木職員が減っており、人材育成が重要になっていると指摘。水道局が、土木、設備、水質など幅広い水道技術を確実に継承するために2010年度に創設したマスターエンジニア制度が、職員の技術向上によい刺激になっており、民間事業者とともに技術者の養成、安全で低廉な水の供給に励んでほしいと要望しました。また、すぐれた民間事業者に感謝状をわたすのもひとつの方法だと提案しました。
水道局長は、現在でも横浜建設業協会や大学などと連携して技術研修を行っており、今後もいろいろ新しいことを考えて民間事業者と一緒にやっていきたいと答えました。
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