横浜市は、原発再起動はやめるべきと発信せよ
資源循環局審査であらき由美子議員は、南本牧第2ブロックのごみ最終処分場について質問しました。
東日本大震災時の福島第一原発事故の影響で、放射能汚染された下水汚泥の焼却灰の、南本牧の最終処分場での試験埋め立てが始まりました。あらき議員は南本牧の現場を視察し、現状を調査しました。
あらき議員は、現状をみても安全性が気になるとして、最終処分場の排水処理施設の流入水や放流水などの放射性物質の濃度測定はどうなっているか、埋め立て後の安全性はどうか、質問しました。
資源循環局長は、排水処理施設における流入水の放射能濃度を週3回、放流水の放射能濃度を週1回、国が定めた方法で専門業者が測定し、ホームページで速やかに公表していると答弁。また、埋め立て終了後は廃棄物の上に1.5メートルの厚さで覆土を行うので十分な遮蔽効果が確保でき、埋め立てた廃棄物が安定し、処分場の廃止の基準を満たすまでの間、水質の管理など、廃棄物最終処分場またはその跡地としての管理を行いため、安全だと答えました。
あらき議員は、そもそも放射能汚染が起きたのは原発事故によるため、原発の再稼働をやめるというスタンスで横浜市として、国に対し発信するべきだと主張し、副市長の見解を質しました。
鈴木福市長は、原発再稼働については国が総合的に判断すべきものと答えました。
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