市政ニュース
2008年10月7日

白井正子議員が資源循環局審査で質問

賃金安い資源選別センターの委託作業に市が責任もった契約を

質問する白井正子議員 横浜市会2007年度決算特別委員会では10月7日、資源循環局の審議が行われ、日本共産党を代表して白井正子議員が資源選別センターについて、質問しました。

 分別収集された缶・ビン・ペットボトルの選別・再利用処理を行っている資源選別センターは市内で4か所あり、その管理運営を財団法人横浜市資源循環公社が委託され、そのうち3か所は公社が民間の横浜市資源リサイクル事業協同組合に資源物選別作業を再委託しています。

 白井議員は質問に先立って、緑区の緑資源選別センターを訪れ、割れたガラスビンや鋭利な缶、混入したスプレー缶などが次々と流れてくるラインの中での手作業による選別は、一瞬の気の緩みで大怪我の可能性もある大変危険なものであることを確認しました。作業員の賃金は、残業手当と通勤手当を除く手取りで、正社員で19万円前後です。

 2007年度の市から公社への委託の際の積算では、1日あたりの人件費単価は1万4,600円です。白井議員は、低賃金は市から公社に委託する積算単価の低さに起因するのでないか問うとともに、市が責任を持った契約をすべきと要求しました。工藤資源循環局長は、従業員の賃金は民間事業者の雇用契約に係る問題で、市が関与することではないと答えました。

白井議員の質問と当局答弁はこちらをご覧ください。


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