学童クラブの移転、分割開設に補助
こども青少年局の審査で白井まさ子議員は、放課後児童クラブ(いわゆる学童クラブ)について質問しました。
昨年の決算特別委員会で、日本共産党のあらき由美子議員の学童クラブの老朽化や耐震対策についての質問に対し、重要課題だと認識しているとの局長答弁があり、それに応えたるように、新年度予算案で学童クラブの耐震対策として移転の費用が計上されています。昨年末に、学童クラブを対象に建物の安全性等を確認するアンケート調査が行われました。白井議員は「各クラブからは、アンケート調査では詳しくは答えきれなかったと聞いている。書類だけでは情報が不十分なので実態を詳細に把握していただきたい」と要望しました。
新年度予算案ではクラブの分割開設の補助もその上限が200万円と拡充されました。これは、1施設の児童数の上限を70人,児童1人あたりの面積を1.65平方メートルという国のガイドラインに合わせるために、児童数の多い学童クラブを分割する際に、補助するというものです。
白井議員は、分割移転や新設だけでなく、既存のクラブのトイレやキッチンなどの設備に対しても補助を行う必要があるのではないかと、質しました。
こども青少年局長は、2013年度に子ども子育て関連三法に伴うニーズ調査と合わせて各クラブの建築物の構造や事業の運営状況の調査を専門機関等に委託して実施したい、設備内容については今後示される予定の国基準に基づき、検討したいとのべました。
また、生活困窮や発達障害等の複合的な課題を抱える若者に対して就労支援を行うパーソナル・サポート・サービスモデル事業についても、質問しました。
◎白井議員の質問と答弁はこちらをごらんください。