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2025年9月22日

NEW!【議会のリアル】消費税減税を求めた請願に反対した政党、その理由は

【報告者:古谷やすひこ 2025年9月22日】

 今日は、今議会真っ最中です。消費税の税率を5%に引き下げてほしい、インボイス制度の廃止を求める請願というものが出されました。これについて、各会派が何て言ったか紹介していきたいというふうに思います。

 ご存知の通り、参議院選挙では、自民党・公明党以外はほぼすべての所で消費税の減税を求めていましたので、地方政治では何と言われているか。自民党さんは何と言ったかというと、「消費税の減税の是非については、財源の確保策も含めて引き続き国政レベルでの議論が必要です」ということで、本請願については不採択と。国政の問題だから、そこでの議論が必要だから市からは物事を言うことはない。こういうことだと思います。

 公明党さんは何と言ったかというと、シンプルです。国での議論が必要ですので、不採択ということでお願いしますということで反対をしました。

 立憲さんは何と言ったか。立憲さんは、国政では消費税の減税を求めていますから何と言っているかというと、今物価高も続いているというようなことから、減税問題の議論を行っていかなければならないものだということを認識していると。また、こういうことを認識しながら、まずは国の動向を見ながら、本市においては市民生活を支える施策を独自に検討していくことが大切だよって。私どもとしては、本請願は不採択ということを立憲民主党さんは言われております。

 維新の党さんは何と言ったかと、不採択と理由を述べないで発言をしております。

 私ども日本共産党は、採択を求めて、各議員にも呼びかけをいたしております。

 また、無所属の議員は、しっかり採択するべきではないかと。市民の声を代弁するのが議員の役割であるということも述べて、賛成するべきではないかと述べました。  

 採決の結果、挙手少数。反対が多かったということで、消費税の減税とインボイス制度の廃止を求める請願は、横浜市会では議会の意思としては上がらないということになりました。本当に残念なことだと思いますし、選挙の時に、おそらくこの方々が言っいいたことと違ったというところもあると思います。これはひどいというふうに思います。ぜひ、こういうところも見ていただいて、皆さんの参考にしていただければと思います。


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