【報告者:古谷やすひこ 2025年9月21日】
昨日、健康福祉局に、子どもの医療費助成制度を18歳まで拡充せよという請願が出ました。これについて、もちろん私たちは賛成をし、そして無所属の議員にも賛成をしてもらいましたが、大会派が全て反対をしました。
なんて言って反対したかというと、自民党の議員は、わが党としても先月対象の拡大について早期に実現するように、公明党さんと一緒に市長に要望書を出したと。出したのなら請願にも賛成すべきでしょうと思います。ここからなんて言ったかと、一方、対象者の拡大に伴う財源については、これから議会と議論が尽くされていくべきものと考えておりますので、市長からも前向きな答弁はありましたが、現時点では来年の4月からの開始という本請願には不採択でお願いしますと。これが自民党の理屈です。
公明党さんは何て言ったか。自民党の皆様と一緒に国への働きかけも含めて、市長に要望書を提出したと。18歳まで拡充せよと要望書を出しています。だったら、なぜ請願に賛成しないのかと思います。また、先の一般質問でも、私の方からも市長に開始時期を伺ったところですと。来年度中にはという答弁もあるので、今後当局において必要な検討がなされると。市会でもしっかり議論がされていくものだということを言っていますが、現時点では4月から開始についての本請願については、不採択ということで考えておりますと。
立憲民主党さん、我が党としても山中市長が市長選の時に、小児医療費を18歳までの拡大について公約を掲げていて期待をしているところであります。しかしながら、拡充にあたっては、財源の問題なども含めて議会と市長がしっかりと議論することが重要だということで、請願については不採択と。立憲民主党さんも不採択でした。
維新の党さんは何て言ったか。日本維新の会としても、子どもの医療費制度を創設して、18歳以下の医療費を無償化にすると訴えています。本来は、国が制度を行うべきと、財源の問題もあるので現時点では請願については不採択です。
つまり、市民から出された18歳まで拡充してくださいという請願については、全ての会派が塞いだということになりました。
日本共産党は、誰が出したかというよりも、中身をしっかりみています。18歳まで拡充せよと書いてあるものについて、なぜ反対するのか意味がわかりません。しっかり最後まで、採択を求めていきたいというふうに思います。
