費用対効果の面からも都市計画道路・岸谷線建設計画は中止を
4日に行われた横浜市2010年度決算特別委員会の道路局審査で、日本共産党を代表して古谷やすひこ議員が、都市計画道路・岸谷線建設計画について質問しました。
50年以上も前にたてられた都市計画道路・岸谷線建設計画(鶴見区)は2009年度に見直しが行われましたが、これまでに土地取得費約27億円、金利負担約7600万円を費やし、今後約130軒の立ち退きなど莫大な費用が予想されるもので、地元では町内会あげて反対運動が起こっています。
古谷議員は、「必要性、費用対効果、財政規律の面など、どこからみてもやめるべき事業」と主張するとともに、「市民生活に密着した生活道路予算を削り、無駄な道路建設優先させるような税金の使い方は間違っている」として、税金の使い方を変えるべきだと述べました。
道路局長は、岸谷線は鉄道による地域分断の解消、踏切事故対策、災害時の避難緊急輸送路を担うなど、費用対効果だけで語れない必要な路線と述べました。
質問と答弁の全文はこちらをごらんください。