動画 ・ 市政ニュース
2025年6月23日

【声をきく】身体障害をもつ10団体から、改善してほしいことがたくさん出されました。

【報告者:古谷やすひこ 2025年6月23日】

 今日、予算要望の懇談をしたのは横浜市身体障害者団体連合会の皆さんです。

 様々な障害者別の10団体の皆さんが入っています。そこで出されたのは、例えば肢体障害者の福祉協会の皆さんからは、歩道の通行の妨げとなる電柱などの移設。こういう問題が出されました。

 また、視覚障害者福祉協会の皆さんから出されたのは、自立生活支援用具の対象品目の中に新しい機器をぜひ入れてもらいたい。この中で、私が聞き慣れなかったのはAIスーツケース。これを入れてほしいという要望も出されました。これは、盲導犬と同じ作用をするようなものだそうです。ぜひ調べてくださいと。

 あと出されたのは、聴覚障害者の協会の皆さんからは、全ての区役所に手話通訳者を配置してほしい。こういう要望が出されました。また、車椅子の会の皆さんからも、たくさん要望が出されましたが、パーキングパーミット制度、これが導入されたことはいいが、ダブルスペースで設置をしてほしいということが言われました。これは私たちもずっと要望しております。

 また、脳性麻痺者の会の皆さんからもたくさん出されていますが、階段昇降機やエスカル設置、またこういうものを使わなくていいエレベーターを設置してほしい。このことが要望されています。腎友会の皆さんからは、透析患者の災害対策について。災害時の透析状況の迅速な伝達。これをぜひと要望されました。オストミー協会の皆さんからは、ストマ装具の給付額の増額、これを抜本的にしてもらいたい。中途失聴、難聴者協会の皆さんからは、要約筆記者の養成事業の委託費、これが少なすぎるということで増額の要請がありました。また、もみじ会の皆さんからは、呼吸器内科を設置している横浜市立の病院で、ちゃんと保険適用ができている呼吸器リハビリテーションを実施してほしいこういった要望が出されました。

 団体全体から出されたのは、災害時における障害者支援団体の体制を強化してもらいたいということだったり、障害者差別の解消に向けた取り組みの推進を進めてもらいたい。こういう要望が出されました。

 たくさんの要望を受け止めるので、これを取りまとめて、しっかり横浜市に障害者の体制がもっと整えられるように、支えられる仕組みになるように求めていきたいと思います。


新着情報

過去記事一覧

PAGE TOP