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2025年6月24日

【声をきく】自閉症児や家族が困っていることを聞いてほしい

【報告者:古谷やすひこ 2025年6月24日】

 今日予算要望の懇談をしたのが横浜市自閉症協会の皆さんです。実は私も会員です。

 ここからは、地域療育センター、これの位置づけを本来あるべき姿にきっちり変えてもらいたい。児童発達支援センターの役割もしっかり担ってもらいたいとこういう要望が出されましたので、これは当局としっかり相談をしていきたいと思います。

 また、強度行動障害。自らの身体の健康を損なうほど傷つけてみたり、これを他人にしてみたり、そういう頻度が、何回も何回も繰り返し起こる。日常生活の中で起こるこういうのが強度行動障害と呼ばれるものであります。本当に自宅で見るのは大変だと思います。そういうことが発症する時期、それが中学・高校生が非常に多いということでありますので、これについてちゃんと教員の方も知識がないと対応できないということであります。例えば埼玉県で、教育と福祉の連携推進事業、こういったものが行われていると紹介もありましたので、こういうことも参考にして横浜市も進めてもらいたいということであります。

 五歳時検診が来年の4月から始まります。5歳児検診が始まることはいいんですけど、そこで例えば発達障害であるとか、そういったことが分かった場合に、それをフォローする仕組みが今の仕組みのままだと足りないというふうに思います。ですから、しっかりそういう体制を作るようにということを求めていきたいと思います。  

 また、不登校児童生徒への対応が出されていますが、例えば不登校児童生徒の健診の問題。学校行かなければ、学校健診受けられませんよという対応で、受けられない方が6,000人ぐらいいらっしゃいます。ですから、これは学校以外でもちゃんと学校健診が受けられるようにということを進めていきたいし、この秋から一部分でありますが、始まる予定です。

 強度行動障害の受け入れ、緊急時の受け入れ施設があまりないという問題について言っていきたいと思います。障害がある方に対して合理的配慮をして投票する権利を守ってもらいたいということも言われました。これもぜひ伝えていきたいと思います。

 今日受け止めた意見はしっかりと横浜市当局に求めて行きたいと思います。


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