中田宏横浜市長 様
2007年11月26日
日本共産党横浜市会議員団
団 長 大 貫 憲 夫
市長の行動に関する公開質問
中田市長は、スキャンダラスな記事を掲載した某週刊誌に対し、法的対応をされたと聞いています。市長の社会的地位の名誉にかかわることであり、司直の手に委ねることは当然のことです。
市長の言動はつねに360万市民が注目するところです。わが議員団にも、真偽の確認など事実解明を求める声が多数寄せられているところです。看護専門学校での私的な中国語受講への行政機構の関与の有無、訪米日程の変更理由などは、まさに市政に関わるものであり、議会としても市長のことと傍観することは、議会の存在意義が問われることにもなります。
以下の点について事実関係の確認を行い、市民からの疑問を解き明かしたいので、速やかな回答を文書でお願いします。
1、 市長の看護専門学校での中国語受講について、「公務でない」とされていますが、本市職員の関与については全貌を明らかにすることが行政の信頼保持のために求められています。
(1) 受講の発議者は、新聞報道では、行政側とされているが、いつ、誰が、どこで市長にその計画を伝え、市長の了解を得たか。
(2) 市長のスケジュール調整は、いつ、どこで、誰が誰と行ったか。(国際政策室と秘書室)
(3) 市長の受講申し込みは誰がいつどうやって行ったか。
(4) 受講の送迎に公用車使用の有無は。
(5) 受講料の請求書はどこに送られてきたか。その宛先は。支払い方法と支払い者は。
2、 サンディエゴ市で行われる姉妹都市提携50周年記念式典などに参加するための米国出張は、10月25日の渡米予定日の前日の24日に、同市近郊の山火事を理由に、急きょ同市訪問中止を決定。ここに至るまでの経過と中止の影響等についてお聞きします。
(1) サンディエゴ市当局とは、いつ、誰が相手方の誰と連絡をつけ、そのやりとりはどうであったのか。(中止はどちらかの提案か)
(2) 日本領事館とはどういうやり取りがあったのか。
(3) 随行員も含めキャンセル料はいくらになったか。
(4) 市長が出席を予定していた諸行事への影響はどうなったか。(予定通り挙行、中止、規模縮小など)
(5) 市民交流団への中止連絡は行ったか。
以上