都経総第551号
平成19年12月10日
日本共産党横浜市会議員団
団長 大 貫 憲 夫 様
横浜市長 中 田 宏
市長の行動に関する公開質問について(回答)
さきに御質問(2007年11月26日)のありましたことについて、次のとおりお答えします。
1、市長の看護専門学校での中国語受講について
(1)受講の発議者は、新聞報道では、行政側とされているが、いつ、誰がが、どこで市長にその計画を伝え、市長に了解を得たか。
(2)市長の受講申し込みは誰がいつどうやって行ったか。
(1)と(3)については、まとめて回答いたします。
平成19年2月9日及び15日に、国際政策室から提案を受け、その後、個人対応とすることを私が指示しました。
なお、事実については、次のとおりです。
2月9日・15日 国際政策室から私に提案
16日 国際政策室が、午前中に学校長に対する説明用の「依頼文」を提出
午後、個人対応とすることを私が指示。その旨、国際政策室が学校に電話により伝達
以降、中田ひろし事務所が学校側と調整
(2)市長のスケジュール調整は、いつ、どこで、誰が誰と行ったか。(国際政策室と秘書室)
国際政策室から提案を受けた2月15日の前に、日程について国際政策室と秘書課で調整しました。
(4)受講の送迎に公用車使用の有無は。
公用車は使用しておりません。
(5)受講料の請求書はどこに送られてきたか。その宛先は。支払い方法と支払い者は。
横浜市には、請求書は送られてきておりません。支払いについては、中田ひろし事務所の所員が現金で支払いました。
2、米国出張の経過と中止の影響等について
(1)サンディエゴ市当局とは、いつ、誰が相手方の誰と連絡をつけ、そのやりとりはどうであったのか。(中止はどちらかの提案か)
10月23日16時38分(現地時間10月23日0時38分)に、サンディエゴ市 儀典長(Director of Protocol)から国際政策室あてに、山林火災対応のためサンディエゴ市長の式典参加等がキャンセルになる可能性がある旨を記したメールによる打診が最初にありました。
その後、10月25日2時(現地時間10月24日10時)に、本市ロサンゼルス事務所長がサンディエゴ市役所にて、私の出発見合わせの意を伝えたところ「賢明な判断に感謝する。」との回答を得ました。
(2)日本領事館とはどういうやりとりがあったのか。
国際政策室が、在ロサンゼルス総額事館と、ファクスと電話により現地状況について連絡を取り合いました。
(3)随行員も含めキャンセル料はいくらになったか。
日程の変更に伴う出張旅費のキャンセル料は発生しておりません。
(4)市長が出席を予定していた諸行事への影響はどうなったか。(予定どおり挙行、中止、規模縮小など)
影響の有無は判別できませんが、諸行事の実施状況は次のとおりです。(現地時間)
1)サンディエゴ横浜姉妹都市協会関係者との昼食会(10/26)→ 中止
2)サンディエゴ市長表敬訪問(10/26)→10月24日の現地打合せで中止
3)横浜市立大学とカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)との協定更新に伴う記念式典(10/26)→ 山林火災のため前週から同大学閉鎖。日本時間24日に中止決定
4)文化交流祭(10/27)→ 実施
5)記念植樹式(10/28)→ 中止
6)祝賀昼餐会(10/28)→ 非公式に実施(横浜・サンディエゴ両市長欠席)
(5)市民交流団への中止連絡は行ったか。
10月26日の出発前に行われた、横浜・サンディエゴ友好使節団結団式において、国際政策室長から、現地の状況と私の出発見合わせについて説明を行いました。
この旨御了承いただき、貴団体の皆様によろしくお伝えください。