市政ニュース
2023年2月16日

新しい市政の流れをもっと前へ

あらき団長が予算代表質問に登壇

2023.2.15あらき②

2月15日(水)横浜市議会では予算代表質問が行われ、日本共産党から あらき由美子党市議団長(南区選出)が登壇。山中竹春市長の公約実現に向けて、新年度の予算案の基本方針や今後の予算案編成への具体的な見通しについて、ノース・ドックの機能強化と米軍基地返還等について、山中市長に質問しました。

あらき団長は、今回の予算案には子育て支援策の思い切った充実をはじめ、教育分野とこども関連でも、高校奨学金資格要件の緩和や、ひとり親家庭等自立支援事業の拡大など、議会でも求めてきた施策が盛り込まれ、“3つのゼロ”などの公約との関係においても、前進していると評価しました。その上で、市長の新年度予算案の編成にあたっての基本的な考え方について伺いました。

山中市長は、「中期計画は子育て支援につながる取り組みをしっかり盛り込み、五年度予算案は中期計画の実現に向けた第一歩となる取り組みを意識して編成した。公約は市民との大切な約束。その実現に向けて引き続き力を尽す」と述べました。

また、あらき団長は、わが党が昨年行った市民アンケートでも山中市長の公約である“3つのゼロ”のうち、一番期待の大きかった小児医療費無料化については、中3までを高3(18歳)までに助成を引き上げることが望ましい。出産費用についても市長公約にあるように、出産費用ゼロを実現するためにも調査を実施すると、発信することが必要だと市長の決意を改めて問いました。

山中市長は、小児医療費無料化を18歳まで拡充することについて、「令和五年度予算でも様々な子育て支援策に、支援策を打ち出してきた。引き続き、市民の皆様のニーズを的確に把握をしながら、施策を推進していきたい」と述べ、出産費用ゼロについては、「出産費用の実態や子育て世帯が抱えるご負担・支援ニーズなどをしっかり把握したい。その上で令和六年度以降の新たな支援策の展開に向けて、検討を行う」と答えました。

また、ノース・ドックの機能強化についてあらき団長は、米軍による部隊が配備されることで瑞穂ふ頭・ノースドックの返還が遠のくことがあってはならない。早期返還を求めてきた市として、今後どう政府に求めていくのかと問いました。

山中市長は、「市内米軍施設の全面返還は長年にわたり、市政の重要課題として市民・市会・行政が一体となって取り組んできた。瑞穂ふ頭・横浜ノース・ドックに部隊が新編されたとしても、この姿勢に決して変わりはない。今後もあらゆる機会を捉え、国に対して粘り強く早期の全面返還を求めていく」と述べました。

質問と答弁の全文はこちらです。


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