北谷まり議員が子育て世帯への給付金支給について質問
横浜市会では12月21日、子どもへの10万円給付の関連議案が提出され、北谷まり議員(保土ヶ谷区選出)が質問に立ちました。
北谷議員は始めに、山中市長が「現金10万円を一括で支給とする」といち早く発表したことに、多くの市民は安心したのではないかと評価しました。その上で、不公平をなくすために、所得制限の撤廃を行うべきだと主張。また、給付金は世帯主に支給されるのではなく、別居中やDV避難世帯が、しっかり受け取れるきめ細かい対応を行うよう求めました。
山中市長は、全額を現金給付とした理由について、「クーポンの給付は、準備に相当の時間を要すること、給付の目的である来年春の卒業や入学新学期に向けた支援として間に合わせることができない恐れがあることから、全額を現金で一括給付することにした」と述べました。また、世帯主に一括支給するのではなく、事情を抱えたひとたちへの給付の配慮については「DV被害により対象児童とともに避難している方は、給付金を受け取ることができる場合がある旨を市のホームページで周知している」「既にこうした問題があることを国に伝えている。今後の国の動向を見守る」などと応じました。所得制限の撤廃には「対象範囲を拡大した場合には、財源の確保などさまざまな問題が生じる」と答弁しました。
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