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2021年6月15日

カジノなしの山下ふ頭再開発へ こんにちは2021.6.16

こんにちは21.6.16-01

市民からの対案を紹介
党市議団主催のオンライン企画開催

日本共産党横浜市議団は12日、横浜IRカジノ計画を切るオンライン番組の第一弾、「カジノなしの山下ふ頭再開発へ」を放送しました。
具体的な非カジノ構想を提案されている建築家の山本理顕氏と横浜港ハーバーリゾート協会(藤木幸夫会長)の水上裕之氏に構想案を紹介していただきました。募集した市民意見は番組内で紹介しました。

山下ふ頭に文化花開く「世界町家」を…山本理顕氏
 山本氏は、横浜市が2019年に山下ふ頭の再開発に向けて構想案を募った際に、唯一「非カジノ構想」を提案しました。世界の歴史的な観光地は全て、住民自らの経済活動によって生み出されたもので、住民たちがつくり上げた魅力的な環境が多くの観光客を引き寄せていると指摘。横浜の中心部にある山下ふ頭を2万人が住み働く上下二層の空中都市(下層は職住一体の住宅=世界町家、上層は1万人宿泊のホテル群)にしていくことを提案しています。世界的な港には、その地をあらわすシンボルがあるが、横浜はカジノでよいのかと強調されました。

夢・希望・楽しさ託す再開発へ
カジノはお断り…水上氏

 横浜港で長年にわたり物流を営んでいる244社で構成される横浜港ハーバーリゾート協会の水上氏は、博打は人をダメにしすべてを破壊する、これは私達の経験だと述べ、山下ふ頭のことは、我々が一番良く知っている。我々に任せてほしい。しかし、横浜市は、意見も提案を聞こうともしない。山下ふ頭の再開発は、そこで働く人や市民の意見をくみ取り、夢・希望・楽しさを託せるものでなくてはならない。物流の観点から見て、山下ふ頭は重要な拠点。物流の拠点にしつつ、住宅もつくっていく。水素ステーションや給食センターなど市民が求めているものをつくろうと提案されます。

市民が議論し提案できる場必要
両氏からは、カジノ誘致は、市民意見を汲まない仕組みづくりから始まった。良い案を出しても発表する場も議論する場も与えられない。ぜひ共産党にはそういう場を設けていくことに力をつくしてほしい。山下ふ頭をどうするかみんなの英知を結集できるようにしてほしいと要望が出されました。
古谷やすひこ副団長は、カジノ反対運動には対案がないことが弱点という指摘がある。今回、具体的な対案をだしている方々の構想案を広く市民に紹介したいという思いから企画をしたもの。長期的目線で横浜をどうするのか考え、力を合わせていきたいと述べました。
番組は党市議団のホームページ「インターネットTV」で録画を放送中でです。ぜひご覧ください。

6月19日(土)14時~15時
IRカジノ計画を切る第二弾
「ちゃんと知ろうギャンブル依存症の怖さ」生放送します。団ホームページでご視聴を!
日本共産党横浜市議団で検索してください

PDF版は

です。


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