9月20日(金)昼、横浜市庁舎の外周では、カジノ反対横浜連絡会が呼びかけた市庁舎包囲行動「ヒューマンチェーン」が行われ、約650人(主催者発表)が集まり、市庁舎をぐるりと包囲しました。
「横浜の街をこわすカジノはいらない」「子どもの未来にカジノはいらない」「横浜市議会は、市長の暴走を止めて」というコールが響き渡りました。
日本共産党横浜市議団(9人)、党県議団(5人)とも全員が行動に参加し、ヒューマンチェーンの一部となりました。
党市議団を代表して、決意表明をした古谷やすひこ団長は、林文子市長の独断で、一度も市民の信を問うていないカジノ誘致を決めることは絶対に認められない。カジノ反対の市民と思いを一つに力を合わせ、誘致を断念させるまで頑張り抜くと述べました。
この日は、2019年第三回定例会3日目、林市長が提出したカジノIR誘致推進のための補正予算案が、午後4時、自民党35人(議長除く)、公明党16人の賛成多数によって可決されました。立憲・国民フォーラム20人、日本共産党9人、無所属議員5人は反対しました。傍聴席116席は満席となり、入れなかった市民はモニター室などで採択の議論を見守りました。
カジノ反対横浜連絡会は、「私たちは、林市長のカジノ誘致に反対し撤回を求めます。そして、市民の意見を聞くカジノ是非の住民投票を求めます」と声明を発表しました。
4億円の予算案が成立したとはいえ、たたかいははじまったばかりです。林市長に対し、住民投票の実施と、選挙で信を問うこと求める世論形成に力を尽くします。