10月4日、市長が提出した中期4か年計画案を含む議案に対する採決が行われ、すべての市長提出議案が賛成多数で可決されました。採決に先だち、かわじ民夫議員が日本共産党を代表して、中期4か年計画案と、みどり税の延長、4つ請願の不採択について反対討論を行いました。なお、他会派はいずれも討論に立ちませんでした。
横浜市中期4か年計画は、今後4年間で横浜市が重点的に推進する施策を示すものです。
かわじ議員は、計画に、市民の多数が反対しているカジノについて「国の動向を見据え、検討」すると明記されていることを述べ、これは、カジノ誘致を認めることに繋がるもので、到底認めることはできないと主張しました。また、中学校給食を求める多くの市民の声は計画に一切反映していないと批判。全市立学校のエアコン設置した時のように計画的に進めれば、財政的にも実施は十分可能であり、施設スペースも余裕ある小学校の調理室を利用する親子方式等を取り入れる等、できるところから実施すべきと主張。9月の生徒喫食率が2%にしかならず、当日注文式の導入で食品ロスを大量に出しているハマ弁をやめ、どの子にも栄養バランスのとれたぬくもりのある昼食を提供できる中学校給食こそ実施すべきだと述べました。
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