竪穴住居址を埋蔵する港北区鳥山町の宅地開発は慎重に
横浜市議会・2008年度決算特別委員会では5日、まちづくり調整局の審議が行われ、白井正子議員が質問を行いました。
JR新横浜駅・小机駅に近い鳥山町では、約4.5万平方メートルの宅地開発が計画されています。近隣住民は、既存の緑地保存、2か所の公園設置、子育て施設等の整備などを要望しています。白井議員は、「住民要望は市と事業者の協議の中でどのように反映されたか」と質問。
まちづくり調整局長は、市が事業者と住民の間にはいって、緑地保存など住民要望の一部が実現したと回答しました。
この開発予定地には、古墳時代前期の住居址など約30の竪穴住居址があることが試掘確認調査でわかっています。白井議員は、通常の宅地開発計画と同様な扱いとはせず、教育委員会文化財課とも連携して、特に慎重に手続きを進めていくことを要望しました。
質問と答弁については、こちらをごらんください。