地球温暖化対策に向けて、太陽光発電など目標達成の手だてを尽せ
2016年度決算特別委員会の環境創造局審査で、かわじ民夫議員(旭区選出)が、横浜市の温暖化対策としての再生可能エネルギーの導入目標達成の重要性、フクロウが生息するたちばなの丘公園の環境保全などついて質問しました。
横浜市の「温暖化対策実行計画」では、再生可能エネルギーの導入目標を2020年度までに、98万キロワットとしています。その内、太陽光発電の導入目標は、太陽光発電33万キロワットです。しかし、これまでの導入量は2013年度までに8.8万キロワット、2014年度までに約11万キロワット、2015年度までに約12万キロワット、2016年度までに約13万キロワットにとどまっています。このままでは導入目標は達成できません。
かわじ議員は、市は、目標達成のための補助金などインセンティブをもっと強めていくべきだと述べました。その上で、最終目標達成にむけ、年度ごとの目標値を立て、できるだけ早い手だてとるべきだと主張しました。
下田統括本部長は、太陽光導入目標の達成は厳しい状況にあるが、市としては、公共施設や、住宅、事業所、工場など太陽光発電の導入を積極的に進めていきたい。太陽光発電普及キャンペーンなど、様々な機会をとらえて、導入促進をはかりたい、インセンティブについては、市民に負担化、それから効果的促進のバランスをとっていく必要があると考えていると答弁しました。