開港150周年を祝うお祭りに自衛隊艦船はふさわしくない
日本共産党横浜市議団は29日、横浜開港・開国博Y150での自衛隊艦船の一般公開をやめるよう、中田市長あてに申し入れを行い、申し入れ書を川口良一開港150周年・創造都市事業本部長に手渡しました。
現在開催中の横浜開港・開国博Y150の一環として、海上自衛隊の「しらゆき」が7月3~6日の4日間、新港ふ頭で一般公開されます。
申し入れ書では、自衛隊のソマリア沖への派兵強行や北朝鮮問題での軍事的対応など、平和憲法を踏みにじり、戦争への備えが目立っているこの時期に、横浜港での軍艦の一般公開は、Y150そのものに水をさすものであり、容認できるものではないとしています。
対談で、白井正子議員は「開港150周年のお祝いの場に、ソマリヤ沖への派遣が問題になっている自衛隊の艦船はにつかわしくない」と述べ、強く中止を求めました。
それに対して川口本部長は、Y150博について「基本的には(財団法人横浜開港150周年)協会の責任であるが、何かあれば事業本部として指導する。いままでそういうことはない。申し入れについては協会に伝える」と事務的な対応でした。
申し入れ全文はこちらをご覧ください。