何としても中学校給食の実施を
横浜の中学校給食をめざす会は7日、林文子市長に中学校給食の実施を求める要求書を4万3020筆の署名とともに提出しました。
要求書の提出に先立って、同会はJR関内駅南口で集会を開催し、炎天下にもかかわらず約40人が参加しました。同会の柴田由美子代表は、「林市長は9割の生徒が家庭からの弁当を持参しており弁当が定着していると言っているが、その9割の家庭の中には共働きや片親家庭もあり、どんな思いで弁当を持たせているのか、弁当を持参できない1割の生徒たちがどうしているのかを考えてほしいとして、今月行われる選挙で選ばれる市長にはぜひ中学校給食を実現してほしい」と訴えました。
また、同会の矢作事務局長がいままでの会の動きについて説明しました。5月の発足会には共産・白井議員、無所属・井上議員、みんなの党・串田議員が出席。6月から8月にかけて各会派の懇談を申し入れ、共産党、民主党、みんなの党、公明党と懇談を実施。市長選挙に向けて立候補を予定している林市長としばた豊勝氏に質問状を提出し、しばた候補からは「地産地消、自校方式での中学校給食を早期に実現する」との回答がありましたが、林候補は9日の記者会見で回答する予定だと答えたということです。
同会は全会派に集会への参加を呼びかけましたが、出席したのは日本共産党だけで、同党からは大貫憲夫団長、岩崎ひろし副団長、白井まさ子および古谷やすひこ議員が出席しました。同党を代表して激励のあいさつにたった白井まさ子議員は、「心も体も著しく成長する中学生に、ぜひ栄養バランスのとれた給食を食べさせたい」として、実現に力を尽くすと述べました。