巨大な港湾工事、ボロボロの橋脚、雨漏りする学校
日本共産党横浜市議団は12日、新年度予算審議にあたって、市内調査を行いました。調査したのは、南本牧ふ頭、老朽化した橋の現状を調査するために磯子橋、宮川橋、旭橋、老朽化した校舎として中村小学校です。調査には、大貫憲夫、岩崎ひろし、あらき由美子、白井まさ子、古谷やすひこ議員のほか、政務調査員2名が同行しました。
南本牧ふ頭(中区)では、港湾局の岡田勇輔総務課長、松本博港湾経営課長らが対応してくれました。松本課長は、横浜港の貿易量などの概要について説明し、新たな大水深バースの必要性を強調。建設中のMC-3と建設予定のMC-4、荷物の積み下ろし作業を行っているMC-1とMC-2、隣接する第5ブロック処分場での作業を見学しました。
磯子橋は八幡川(磯子区、南区)、宮川橋と旭橋(いずれも中区)は大岡川にかかる橋で、それぞれ築49年、83年、84年経っています。事前に岩崎議員とあらき議員が行った調査で、これらの橋の橋脚などは老朽化が激しいことがわかり、それらをみんなで確認しました。
中村小学校(南区)の校舎は1956年に建てられ、市内で一番古いものです。どの程度老朽化しているかを、中村小学校の副校長と併設する中村特別支援学級の副校長に案内してもらいました。校舎は古いものの、手入れがよく行き届いていましたが、天井板の垂れ下がり、階段手すりのささくれ、ベランダの手すりのはがれ、支援学校のスクールバス発着所の雨漏りなどが見られました。
これらの調査結果の報告書は、下記をご覧ください。
港湾・橋・学校調査報告書(表紙)
港湾・橋・学校調査報告書(南本牧ふ頭1)
港湾・橋・学校調査報告書(南本牧ふ頭2)
港湾・橋・学校調査報告書(橋)
港湾・橋・学校調査報告書(学校の老朽化1)
港湾・橋・学校調査報告書(学校の老朽化2)
港湾・橋・学校調査報告書(学校の老朽化3)
港湾・橋・学校調査報告書(まとめ1)
港湾・橋・学校調査報告書(まとめ2)