【報告者:古谷やすひこ 2025年11月10日】
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今日は、昨日に続いて、不登校特例校、学びの多様化学校というところ視察に、昨日は鎌倉市、今日は大和市の不登校特例校の視察の報告をさせてもらいたいと思います。ここは令和4年の4月から開校されている引地台中学校の分教室ということで開設が行われています。
分教室ということなので、お金があまりかかっていないんですよね。本校の予算に対して、学校の予算というのは、通常は生徒が増えればそこに対して先生がつくというやり方なので、そういう形の予算ですので、ここは生徒30名ぐらいの不登校特例校なので、それに先生がつくということで、非常に安く抑えられた不登校特例校となっています。
それで設置をしてから、生徒の変化が1年目、2年目、3年目、4年目ということで書かれていますが、その当時のそれぞれの生徒の発意によって、いろんなことが行われています。1年目は、予期せず非常に高い出席率だったというふうに聞いています。また、2年目には不登校の座談会。生徒が、自分たちはなぜ不登校になったのかということを、座談会でやってみたのですね。そんなようなことがあったようです。出席率は、ここではあまり気にしていないということです。というのも、もともと厳しい、なかなか学校行けなかったという子たちのことですから、学校の出席率を気にするというよりも、この生徒がこれから生きていくにあたって、他者との会話を対応していくことを、しっかり目標にしていこうということでした。
それと、特例校の実践の中で、教員が変化していったと。今までの学校教育そのものが、どうだったのかということが、自分たち自身に突きつけられてくるというようなことも、言っておりました。だから、やっぱり見直すべきはどちらなのかということが、問われてくるのではないかなというふうに思います。いろいろあったのですが、最終的には、何が答えかっていうことはいまだにわからないということなので、そこはいろんな不登校対策の実践のうちの一つであると。一つでしかない。ですから、ここで得た経験はしっかりエキスとして残していくものの、まだまだ、いろんなことを実践していかなければならないものの一つであるということです。
今後も、文科省も含めて模索が続いてくると思います。そういうことを、私たちもしっかり学んで、横浜市にも反映させていきたいと思います。




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