【報告者:古谷やすひこ 2025年9月18日】
第3回定例議会の子ども青少年局の常任委員会において、児童相談所一時保護所の職員による、入所中の児童に対する盗撮事件について報告があり、質疑をしましたので、そのことを報告していきたいと思います。
事件が発生したのは6月のことです。入所中の児童に対して、就寝中にスマートフォンで、盗撮をしたということになります。児童はその時は黙っていて、誰にも言えなくてじっとしていたと。4日後にやっと開示した。怖い思いをしたということを言いました。しかし、その前に実は2回面接をしています。この面接の時には、全く何もそのことについては言わなかったということですし、聞く側もそのことについて何かあったっていう風に聞くわけでもなく、何も聞き出せなかったということであります。ここもちょっとびっくりするところです。
この問題、もう一つびっくりするのが、夜間当直帯の児童相談所一時保護所の勤務体系。これが、あまりにも大学生の、いわゆる会計年度任用職員、いわゆるアルバイトの部分で叶われていたということが明らかになりました。これは、ほとんど研修もしないまま仕事に入っていたということも明らかになっています。さらに言えば、児童相談所一時保護所の体制そのものも、非常に悪い体制だったということも明らかになっています。定数から26名も足りなかったということも明らかになっています。その点もこれから改善をしてもらいたいと思いますし、何よりもこの一時保護所で、子どもが守られるべきところで、こういう犯罪行為が行われたということについて、しっかりその信頼を取り戻すようにやっていただきたいということを求めていきたいというふうに思います。




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