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2025年12月19日

NEW!【議会のリアル】「気持ちは分かる」請願に、反対する議員の言い訳!

【報告者:古谷やすひこ 2025年12月19日】

今日は、毎回の議会に市民の皆さんや団体の皆さんから出される請願や陳情についてお話したいと思います。

終わった第4回定例会でも、たくさん出されました。この中で、どんな審議が実際行われているのかというのは、委員会を録画でも良いので、ぜひ見ていただきたいなというふうに思っています。

なぜかというと、例えば子ども青少年局や教育委員会の中では、教育・子育て支援施策の拡充などについてという請願が一本出されました。この中身が、例えば保育の充実を図るために保育士さんの配置基準をもう少し増やしてもらいたいという、ごくごく当たり前の要望が出されています。保育所で働く職員さんが働き続けられるように、賃金や労働環境を保障してほしいということが出されています。

これは、実は誰も否定しなかったんですよ。自民党さんから、共産党まで全て否定しなかったのに、採択態度が違うんですよ。なんて言って反対するかっていうと、例えば、今市は努力しているので、市のやり方を引き続き見守っていきたい、後押ししていきたい。今、国で議論しているので、国の動向を見守っていきたいとうことで、この請願は不採択でお願いしますというような言い方をします。これはずるいと思います。なぜかというと、この請願そのものが誰に出されたものなのかということなんです。これは、一人一人の議員に対して出されています。だから議会にかかって、それぞれの会派がどう思うのかということで、態度表明しています。議会がどう思うのかということをちゃんと判断をして、意思表明する必要があると思います。突きつけられているのは、議員一人一人です。ですから、請願や陳情に対しての態度はそういう形で、国のせいにしたり、市のせいにしたりするのではなくて、議会側がもっと後押ししてねと言っているわけですから、それに対しての態度は、後押しするのかしないのかということをしっかり表明すればいいと思います。

私はそのことを、委員会の場で発言をして、議会側お一人お一人が問われていますよということを詰めていきました。そういうことで、ぜひ議会にしっかり皆さんの声を反映させるように、請願や陳情をどんどん出していってもらいたいなというふうに思います。


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