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2025年9月6日

【声をきく】現場で働く保育士さんたちの痛切な訴え!

【報告者:古谷やすひこ 2025年9月6日】

 久しぶりに福祉保育労働組合の皆さんと懇談をさせてもらいました。特に保育で働いている保育士さんの生の声を聞かせていただきました。本当に貴重な経験です。ありがとうございました。

 まず、最近配慮が必要なお子さんが多いということで、なかなか認定されないお子さんも多くて、認定がされないと、加配が認められない。園としては、安全に保育をしていく、一人一人に目の行き届いた保育をしていくのに、非常に不十分です。加配がなければ、不十分な対応になるということで、なんとか認定をもう少し緩やかに見てもらえないだろうかと。やっぱり園が必要だと思った時には、加配できるような仕組みを作ってもらいたいということが言われました。

 また、配置基準の問題。これは古くて新しい、ずっと続いている問題ですが、例えば、2歳児保育のところで10人いると、そのクラスに2人配置されている。その2人だと大変だとフリーの保育士さんが入って何とか回している。日常保育回しているということで、やっぱ配置基準そのものをもう1人やっぱ増やしてほしい。今よりも増やしていくことを強く要望されました。横浜市が先行して、国を引っ張ってもらいたいとまで言っておりました。ぜひ要望していきたいと思います。

 また、ローテーション保育士さんの問題です。横浜市にはローテーション保育士が配置をされていて、いろんなところにつくようなフリーの保育士さんになりますが、本来であればやっぱり正規の保育士さんを増やしてもらいたいということが言われております。また、栄養士の配置の問題がされました。アレルギーの対応だったり、輪入食の問題だったり、あるいは食育の問題だったり、行事食の実現だったり。栄養士さんの役割本当にあるというふうに思います。本当に保育園では欠かせない存在であるはずなのに、これが基準化されていない。つまり置いても置かなくてもいい存在になっています。なんとか栄養士さんをしっかり配置をするということが基本になるような基準化をしてもらいたいということがありました。

 処遇の問題も出されました。今キャリアアップ研修というものを受けないとなかなかお金が多くつかないということで、そういうものがなくてもしっかり処遇を改善してもらいたいということが出されました。以上です。


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