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2025年6月24日

【声をきく】生活保護利用者や生活困窮者のための施策はまだまだ足りない

【報告者:古谷やすひこ 2025年6月24日】

 今日予算要望の懇談をしたのは、神奈川県生活と健康を守る会連合会の皆さんです。

 日頃から、生活保護の申請のことやまた生活困窮者の支援などに取り組んでいらっしゃる非常に頼もしい団体の皆さんです。そこから出されたのは、まず生活保護に関する要望で、扶養照会について、生活保護申請をためらう大きな原因となっているということで、それをやめるようにと国に働きかけることを求められています。

 また、猛暑の対応。生活保護利用者の方で、エアコン設置していない方が本当にまだいらっしゃいます。そんな方は、今は生活保護申請をする際にエアコンのない場所に住んでいれば、エアコン設置をすることに対して公費が出せます。しかし、このことを決めた以前の制度の時には、つけていない方がまだいらっしゃいます。こういう方もしっかりどこかで政府は英断して、設置することを認めてもらいたいということを、横浜市も国に対して要望しています。でも、それが分かっているのであれば、横浜市はつける必要があるなと思っているのであれば、横浜市として頑張ってもらいたいと思います。

 また、生活保護の利用を啓発するような、利用して大丈夫ですよって啓発するようなポスターやチラシを、いろんなところに置いてもらいたい。特に、地域包括支援センターにはぜひ置いていただきたいというふうに思います。このことを必ず要望したいと思います。

 生活困窮者に対する要望ということでは様々ありますが、貧困ビジネスなどの問題もしっかり横浜市としてもみてもらいたいということが言われています。

 また国保料が払えないという問題については、国保には減免規定がしっかり書かれていませんので、これは文書で示してもらいたいと思います。

 市営住宅に対する要望も出されました。住まいは人権ですので、今なかなか軽費老人ホームというのが少ないので、そういったものも設置を進めていただきたいということが出されました。

 いただいた要望はどれも切実な要望です。しっかり私たちとしても受け止めて、市に対して要望していきたいというふうに思います。


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