○谷田部孝一副委員長 次に、みわ智恵美委員の質問を許します。
◆みわ智恵美委員 日本共産党を代表し質問いたします。 委員長、スライドの許可をお願いいたします。
○谷田部孝一副委員長 はい。
◆みわ智恵美委員 最初に、放課後児童健全育成事業について伺ってまいります。 横浜市は小学生の放課後の居場所について全ての子供が安全で豊かに過ごすことができる場としていく必要があるとしています。その場の確保には必要数をつかんでいなければならないと思います。横浜市は保育が必要な就学児童の数をつかんでいるのかどうか、またその数について伺います。
◎渡辺保育対策等担当部長 保護者の就労などの理由により保育を必要として保育所等を利用した5歳児の児童数は令和4年4月時点で1万7202人でした。
◆みわ智恵美委員 大変な数の子供たちが豊かな放課後を過ごせるよう、就学児童の保護者に対しては放課後の居場所である学童保育と放課後キッズクラブの情報がきちんと届く必要があります。どのように提供されているでしょうか。
◎田口青少年部長 放課後キッズクラブ、放課後児童クラブそれぞれの開所日時や場所等を記載したチラシ、区ごとのクラブの一覧表などを各小学校で11月頃行われている就学時健診の際に保護者に配付しています。また、2月頃の入学説明会ではキッズクラブと近隣の児童クラブの職員がクラブの概要等を説明しています。保護者の皆様が安心してお子さんの入学を迎えられるよう情報提供に努めています。
◆みわ智恵美委員 就学時健診などの場でも、教育委員会との連携をしっかりとしていただきたいと思います。さて、初めて小学校に子供を入学させる保護者の方が、スマホで例えば港南区小学生の放課後と検索すると、放課後の居場所というのは出てきますが、放課後キッズクラブと学童保育の一覧である例えば港南区放課後まっぷ2023にはなかなか行き着かない感じがしました。保育園選びサイト、えんさがしサポートよこはま保育のようにスマホからでもさくさく小学生の放課後探しなどの取組が必要ではないでしょうか、伺います。
◎田口青少年部長 放課後キッズクラブの事業案内については市のホームページに掲載するとともに、ホームページを開設しているクラブについてはそのクラブのアドレスも併せてリンクできるように掲載しています。また、リーフレットも併せて作成しまして区役所などに配付するほか、今申し上げたように小学校の健診時にも配付しています。各クラブはそれぞれ特徴を持って工夫した保育内容を行っていますので、一律な動画みたいなものは難しいと考えていますが、しっかりと広報を皆さんにお分かりいただくようにやっていきたいと思っています。
◆みわ智恵美委員 ぜひそういうサイトをつくっていただきたいと思います。 では、横浜市が実施している放課後の居場所についてですが、スライドを御覧ください。(資料を表示)先ほどお話しした港南区放課後まっぷ2023です。アップしたものですけれどもちょっと小さいですが、登録区分と料金が分かります。放課後キッズクラブは19時までで月5000円、放課後児童クラブは同じく19時までで市平均月1万7000円、この保護者負担の違いについての認識を伺います。
◎吉川こども青少年局長 保育所、幼稚園等の幼児教育・保育の無償化によりまして、小学校に入学してから放課後キッズクラブや放課後児童クラブの利用料に御負担を感じる方もいらっしゃると思います。生活に困窮されている御家庭は負担感が大きいと思われますので、現在、本市では生活保護世帯や就学援助世帯等を対象に本市独自で減免制度を設けております。また、国に減免制度がないことから制度の創設を国に対して要望しているところです。
◆みわ智恵美委員 3倍以上ですから所得の低い若年世代からすれば、内容を調べていく前に利用料金で選択しがちではないでしょうか、どうか、伺います。
◎吉川こども青少年局長 放課後キッズクラブは全ての児童の遊びの場と留守家庭児童のための生活の場として多くのお友達と過ごすことができます。一方、放課後児童クラブは家庭的な雰囲気の中で落ち着いて過ごすことができる場です。保護者の皆様はそれぞれの事業の特徴を踏まえた上で利用料やお子さんの通いやすさ等も考慮して総合的に判断をされていると考えております。
◆みわ智恵美委員 小学生が2人だと負担は大変ですし、今おっしゃったいろいろな特徴が本当につかめるのか、やはり値段で決めているところが大きいと思います。保育が必要な子供として就学前は先ほど述べられました保育料が無料、2人目なら減免などの施策が普通にあります。男女ともに当然働き続ける社会であるはずなのに、小学校に入ると分からない格差がある事態です。さらに、選んだ放課後児童クラブは、経済的負担が大きい上に、決算年度の前年に行われた放課後健全育成事業の質の向上に向けたアンケートでは事業実施するに当たって特に現場スタッフや保護者の事務負担が大きいが半数を超えています。今年出された議会への請願は、横浜市に学童保育の施策を充実させるよう求めています。横浜市会ではこれを全会一致で採択いたしました。横浜市も国へ放課後児童健全育成事業に対する要請を行っておりますが、何を目指して行われているのか伺います。
◎吉川こども青少年局長 国家要望に関しての狙いということでございますけれども、本市では、先ほども御説明いたしましたが、生活保護世帯等に対して利用料の補助を実施しているところです。令和3年度からは就学援助世帯まで対象を拡大しておりますが、財源は全額市費となっており、国に対して利用料減免制度の創設を求めております。また、独り親やきょうだい児の利用料減免についてもお子様を育てる御家庭への大きな支援となりますので、併せて制度の創設を国に要望しているところでございます。
◆みわ智恵美委員 本当に思いが同じだと思います。安心して選ぶことができるようにしていただきたいと思います。指導員の方々が継続して働けるようにとの声を繰り返し私も子供たちや保護者の皆さんから聞いています。国の動きが遅い部分はこれまでも市が力を尽くしていることは承知しておりますけれども、改めて全ての子供の安心安全の豊かな放課後の居場所づくりについての決意を伺います。
◎吉川こども青少年局長 これまでも私どもは放課後キッズクラブと放課後児童クラブという両輪で進めてまいりましたが、私どもとしてはいずれの事業についてもしっかりとこれまで充実を重ねて制度の改善等ということで取り組んできているところでございます。また、先ほども申し上げましたが、減免制度につきましては国のほうに制度がないという状況がございますので、こうしたことについては引き続きしっかりと国にも要望する中で、本市としても事業の充実に努めてまいりたいと考えております。
◆みわ智恵美委員 よろしくお願いします。 次は、青少年の健全育成と自立支援についてです。 中学生以後30年近くにわたってひきこもりだった方が市が行う事業に初めてつながった事例が私の身近なところでもありました。その方の30年を思うと残念で苦しくなります。もっと早くにもっと身近に多様な取組をとの思いで質問いたします。 今を生きる困難を抱える若者の現状と課題について見解を伺います。
◎田口青少年部長 少子化や情報化社会の進展などを背景に、家族以外の社会や地域の方と直接つながる機会が減少しており、ひきこもりや無業など困難を抱える若者が地域の中で認知されにくく、本人や家族が社会的に孤立している状況があります。困難な状況が長期化、深刻化する前に早期に青少年相談センターなどの相談機関の支援につなげる必要があると考えています。
◆みわ智恵美委員 スライドを御覧ください。(資料を表示)青少年相談センターに伺いました。健康福祉局のひきこもり支援課が同じ建物にあります。横浜市としてひきこもりの状況をどう把握されているのでしょうか。
◎田口青少年部長 本市では、子供や若者の実態把握を行うために調査を行っています。その調査では約1万3000人の方がひきこもりの状態であると認識しております。
◆みわ智恵美委員 年齢的には若年、青少年のところかなと思いますけれども、青少年相談センターの相談は年間何件で、そこから困難を抱える若者のニーズをどう把握され施策としてつなげているのか、伺います。
◎田口青少年部長 青少年相談センターの令和4年度の来所の相談人数は1064人の方の相談がありました。電話での相談は延べで1674件の相談を承っています。〔みわ智恵美委員「ニーズの把握」と呼ぶ〕
◎田口青少年部長 すみません。失礼いたしました。相談者の方のお話を丁寧に聞きまして、そうした中で一つ一つニーズを承っております。〔みわ智恵美委員「施策につなげている、施策展開」と呼ぶ〕
◎田口青少年部長 申し訳ありません。青少年相談センターでのお話であるとか、ただいま申し上げたような調査を基に、例えば公共機関に相談しにくいとか、自分でしっかり話せない、そういうお声もありますので、今年度は9月からSNSによる相談を開始しております。
◆みわ智恵美委員 スライドを御覧ください。横浜市が独自に展開しております横浜西部ユースプラザでお話を伺いました。急激に困難を抱えた場合でも自立支援には時間がかかることを改めて感じました。ユースプラザ設置の意義を伺います。
◎田口青少年部長 地域ユースプラザは、青少年相談センターの支所的機能を有し地域に密着した活動を行うことを目的として、平成19年度に事業を開始しています。ひきこもり等の困難を抱えた若者の回復を支援するための居場所を運営するほか、青少年を対象とした総合相談や社会体験等のプログラムの実施、地域の関係機関や区役所とのネットワークづくりなど、困難を抱える若者の自立に向け様々な活動を行っています。
◆みわ智恵美委員 伺ったときににこにこ笑いながらゲームをされている場に会いました。そこでは、あの方は全然お話しできなかった方なのですよという方が初めてそこで会った人とゲームができるまでになったということを伺いまして、本当にこんな場所が大きな駅ごとに、できれば区ごとにあればいいなということを実感したところです。こちらは高校生向けのサイトふぁんみっけです。お一人お一人が自分と向き合ってサイトを選びます。活動できる場所を選ぶと。こちらのスライドは磯子区にあります青少年地域活動拠点です。ゆったりのんびりできる場所で、ここで出会った方と一緒に遊んだりおしゃべりしたりできます。すてきな空間ですが18区の中でまだ7か所です。各区にとの思いを持ちましたが、拡大していく方針があるのかどうか、伺います。
◎吉川こども青少年局長 地域ユースプラザでございますけれども、困難を抱えた若者支援の専門機関として地域に根差した支援を行うということで、現在市内4方面に1か所ずつ設置をしております。こちらでは民間企業等の協力による就労体験ですとか地域の関係機関と情報共有を行う連絡会の開催など地域に身近な相談機関として、今4方面ということでございますけれども、引き続き支援の充実に力を入れてまいりたいと考えております。また、青少年の地域活動拠点でございますけれども、こちらの施設は青少年が主体的な社会の一員として成長するために学校や家庭以外の場においても様々な体験、他者との関係性を通じて自らの可能性を伸ばしていくことが大切だと考えまして、現在市内7か所で青少年に社会参加プログラム等の体験活動や多世代交流などの機会を提供する居場所として運営をしているところでございます。今後も、青少年のニーズや事業の効果等を踏まえながら、私どもとしては事業を進めていきたいと考えております。
◆みわ智恵美委員 高校生にとって別の場所があるのはすごく大事だと思うのです。ぜひ拡大していただきたいと思います。先ほどのふぁんみっけにはみんなの活動レポートのサイトがあり、いろいろな活動や相談のコーナー表示がありました。そこにあった三ツ沢の青少年野外活動センター、こちらのスライドを御覧ください。体験者からの生き生きとした活動報告は、野外炊事が魅力、都会の中での自然を楽しもうとありました。青少年の成長過程での自然との触れ合い、自然の中での活動はいかに大切かを実感します。しかも、これが横浜市内にあるということで2度感動です。今後、三ツ沢の青少年野外活動センターをこども青少年局としてどう生かしていくのか、伺います。
◎吉川こども青少年局長 青少年野外活動センターでございますけれども、自然環境における共同生活の場を提供することによりまして、青少年の心身の健全な発達を図ることを目的とした宿泊施設でございます。里山での生き物観察や野外炊事など市内で気軽に野外活動ができて、多くの青少年団体等が利用しています。三ツ沢のほかに現在市内に2か所ということで3か所のセンターがございますけれども、3か所のセンターがそれぞれの立地条件だとかということも含めた特色を生かしまして、自然観察等のイベントやスポーツ教室の開催など青少年の健全育成に向けて引き続き取り組んでまいりたいと考えております。
◆みわ智恵美委員 本当に生かしていただきたいと思うのです。これからの若者自立支援施策の方向性、また施策の展開について改めて伺います。
◎吉川こども青少年局長 今も委員からの御質問の中でお答えしてまいりましたけれども、青少年の健全育成ということ、それから困難を抱えた若者の自立支援ということで、こども青少年局としても非常に大切な事業だと考えております。子供たちの健全な成長、発達ということを保障していくためにも私どもとして引き続き力を入れて取り組んでまいりたいと考えています。
◆みわ智恵美委員 どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
