◆白井正子委員 日本共産党を代表して質問します。 委員長、スライドの使用許可、よろしくお願いいたします。
○渡邊忠則副委員長 はい。
◆白井正子委員 まず、傷んだ私道の補修です。 公道と同じように使われている私道がもう傷んで補修が必要となっている、こういう相談があります。本市で行っている私道の舗装や補修を支援する制度についての説明をお願いします。
◎角野道路部長 本市では、多数の市民の方々が通行し公道と同じように扱われている私道につきまして、市が舗装工事などを行う私道整備制度と市が工事費用の9割を負担する私道整備助成制度の2つの事業を行っております。私道整備制度は公共的な施設などからおおむね半径500メートルの範囲の地域を対象としており、両端が公道に接続していることなど公道と同様な機能を持つ私道が該当します。私道整備助成制度は、私道整備制度が利用できない場合で一定の条件を満たす私道が該当します。
◆白井正子委員 2つの制度を説明いただきまして、まず工事費の9割まで補助する私道整備助成の実績のほうなのですけれども、過去3年間の予算での金額と件数、決算での金額と件数を伺います。
◎角野道路部長 予算につきましては、令和2年度は17件3670万円、令和3年度は12件4670万円、令和4年度は12件4670万円となっております。決算につきましては、令和2年度は17件6554万7000円、令和3年度は13件5987万円、令和4年度は18件7406万9000円となっております。
◆白井正子委員 私道整備助成の予算を上回って執行されていることを確認いたしました。では、本市が全額負担して行う私道整備の実績について過去3年間の予算での金額と件数、決算での金額と件数を伺います。
◎角野道路部長 予算については、令和2年度から令和4年度まで、各年度2件330万円となっています。決算については、令和2年度は3件1074万8000円、令和3年度は4件666万8000円、令和4年度は4件2024万4000円となっております。
◆白井正子委員 私道整備も予算を上回って執行されていることを確認いたしました。 スライドを御覧ください。(資料を表示)私道整備制度で2021年に補修をされた階段です。土木事務所への相談から3年で通学路が安全になってほっとしております。しかし、中にはと言いますか、多くはこの制度の申請まで進まない。所有者全員の同意が必要という要件がありますから、ここがネックでしたけれども、今年度から同意の要件は緩和されていると聞いています。その内容を伺います。
◎角野道路部長 令和5年4月に改正民法が施行されたことを踏まえ、私道整備助成の要件の緩和を行いました。具体的には、砂利道をアスファルト舗装にする場合、共有者全員の同意が必要だったところ、持分の価格の半数の同意でできるようになりました。
◆白井正子委員 申請までのハードルが下がったということは本当によかったと思うのですけれども、公道と同じように使われている私道の補修が必要になっている箇所は本当にたくさんあって、申請まで、皆さんのこのまとまりをどうしようか、それから申請の手続、そして費用の負担にも困っている方々、本当に多くいらっしゃいましたので、サポートをお願いしたいと思います。私道の舗装や補修の支援、どう取り組むのかを局長に伺います。
◎田中道路局長 今後も民法改正等の社会状況を踏まえて、本市の支援制度を適宜改正してまいります。地域の方からの御相談に対しましては、制度に関する分かりやすい説明や進め方へのアドバイスを行うなど引き続き丁寧に対応してまいります。
◆白井正子委員 なかなか実効性がないというところで、しっかりとしたサポートをお願いしたいと思います。 次は、川和踏切についてです。 JR横浜線中山駅に近い踏切で2013年10月1日に起きた痛ましい事故から10年になりました。昨日現地に伺いましたらお花が手向けられてありました。地元で立体交差化を求めてきた方々からもお話を伺いまして、この川和踏切の対応策はどうなっているのか、改めて伺います。
◎田中道路局長 川和踏切は都市計画道路中山北山田線の未整備区間の一部となっております。未整備区間約600メートルの整備と合わせてJR横浜線と立体交差化し、踏切を除却する計画としています。
◆白井正子委員 踏切をなくしていくということなのですけれども、地元で伺ったお話では、広報よこはま緑区版の2021年度と2022年度には、区の主要事業紹介のところに都市計画道路中山北山田線の中山地区、川和踏切の事業化に向けて設計等を進めますと記載があったのですけれども、今年、記載がなくなっているので、その計画がストップしたのではないかと大変心配しているという声です。いまだに中山地区600メートルについて事業化の前の設計もされず計画が進んでいない、その理由はどこにあるのか、伺います。
◎田中道路局長 これまで主にJR横浜線との立体交差の検討を進めてきております。今後も自治会と意見交換しながら、事業化に向けて取り組んでまいります。
◆白井正子委員 局長として取組を進めていただくということなのですけれども、財源確保の問題になりますから、副市長に伺います。本市は都市計画道路の整備率は他都市と比べて低く、スピードアップが必要だと思います。特に地元から要望のある中山北山田線中山地区は最優先で整備を進めるべきと考えます。副市長、見解を伺います。
◎平原副市長 今委員お話しいただいたとおり、横浜市としては都市計画道路の整備率が低いという状況もございますので、積極的に進めていく必要がございまして、この中山北山田線も踏切の除却による安全性の向上というのはもちろんでございますが、道路ネットワークの強化を図るために整備が必要であるということはきちんと認識しておりまして、引き続き事業化に向けて検討を進めてまいります。今後も市民生活の安全安心、横浜経済の活性化に向けて都市計画道路の整備を着実に進めていきたいと考えております。
◆白井正子委員 都市計画道路は国費の導入ということもありますけれども、本市の独自の予算でもさらなる動きを地域の方は本当に願っておられますので、進めていただきますようよろしくお願いいたします。 次は、横浜環状南線の脱硝装置についてです。 住民合意なく進められてきた南線の整備については推進を求めるものではありませんけれども、整備に当たってはトンネルの換気所に排気ガスの脱硝装置をつけるように求めてまいりました。本市から国へ設置の働きかけが続けられています。これまでと直近の今年6月の国への要望はどんな内容だったのか伺います。
◎清水横浜環状道路調整担当部長 脱硝装置の設置等環境に配慮した取組を事業者に働きかけることを求める請願の採択を受けまして、平成31年3月に事業者である国及び東日本高速道路株式会社へ文書で要請を行いました。さらに毎年春と秋に行っている国への提案・要望書において継続的に要望を行っています。本年6月においても横浜環状南線の脱硝装置の設置等環境に配慮した取組の推進を要望しています。
◆白井正子委員 その要望に対して回答というのはどうだったのでしょうか。
◎清水横浜環状道路調整担当部長 事業者からは、南線の換気設備に設置を工夫することで今後脱硝装置を設置するスペースの確保は可能かと思われるが、現時点においては環境基準が満たされる予測となっていることから、引き続き環境影響調査を実施し慎重に検討する必要があるとの見解が昨年の12月に示されているところでございます。
◆白井正子委員 環境基準のことが回答でされているのですけれども、これまで環状北線、そして環状北西線では環境基準が満たされている中で脱硝装置が設置をされてきました。その経緯について説明いただけませんでしょうか。
◎清水横浜環状道路調整担当部長 北線、北西線も環境アセスにおける二酸化窒素排出予測量は環境保全目標を満足していましたけれども、本市を含めた地元からの設置要望や環境を取り巻く社会情勢などの状況を踏まえ、事業者である首都高速道路株式会社が総合的に判断し設置しました。
◆白井正子委員 総合的な判断で設置がされたということです。南線の換気所、改めて現地にも行ってきましたけれども、住宅地です。それで健康被害というのは本当にあってはならないと思います。午前の審議の中で、答弁で開通の時期が示されていないということが分かっておりますので、期間に余裕があるわけですから設置となるまで強力に働きかけを続けていただきたいと考えますが、局長の決意を伺います。
◎田中道路局長 脱硝装置の設置につきましては、これまでも環境影響評価における市長意見、地元からの要望、請願採択を踏まえ、国、事業者に要望してまいりました。引き続き様々な機会を捉えまして脱硝装置の設置検討を進めるよう事業者に働きかけてまいります。
議会での質問・討論(詳細)
2023年10月2日