2月18日、横浜市会では、49件の現年度議案と1件の議員提出議案の採決が行われました。
採決に先立ち、日本共産党横浜市議団からみわ智恵美議員(港南区)が討論に立ちました。
横浜市地域包括支援センターの人員配備の改定、南舞岡小学校と港南区にある日限山小学校の統合、リニア中央新幹線整備、市街地開発事業費に反対し、横浜市乳幼児等通園支援事業、補正予算のうち社会福祉施設と児童福祉施設等への光熱費等及び食材費の高騰に対する支援については賛成しつつ更なる拡充や改善を求めました。
採決の結果、全ての現年度議案・議員提出議案が賛成多数で可決されました。
日本共産党横浜市議団は、50件の議案のうち4、7件の議案に反対しました。
みわ議員は、南舞岡小学校の統廃合について、教育委員会は、統廃合を決める前に当事者であるこどもたちの意見を聞く「こどもの意見表明」の機会を保障してこなかったと指摘。意見表明権尊重が明記された法や条例ができても、これまで通り大人社会が決めたことを、こどもにどう分からせるのかを課題にしていては本末転倒だと批判しました。
また、郊外部である南舞岡地域から学校が無くなれば地域の活性化に影響することは明らかだと指摘。保護者・住民から地域の宝である学校の存続を求める請願が繰り返し出されてきたことにふれ、学校を守ろうと行動してきた住民を大切にしてほしいと述ました。
討論の全文はこちらです
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