6月26日、日本共産党横浜市議団は、図書館ビジョンを考える市民連絡会と横浜市の来年度予算編成に向けて懇談し、要望を受け取りました。
同連絡会からは、事務担当の塚田豊氏ら6人が参加し、党市議団からは、古谷やすひこ団長、白井まさ子副団長、宇佐美さやか、みわ智恵美、大和田あきお、各議員5人が出席しました。
同連絡会から寄せられた主な要望は、下記の通りです。
①図書館ビジョンの次の段階の総合計画を市民参加、市民協議で策定すること。
②「一区一館を基本」とするのではなく、もっと身近な所に図書館をつくる方針に見直すこと。
③市民意見が反映、実現される仕組みづくりを進めるために、図書館協議会等の設置を
④豊岡町の複合施設の構想は本市で初めての学校と図書館の複合であり、今後のモデルとなりかねない。市民全体を対象とした説明会の実施を。
塚田豊氏らは、長いスパンの計画に「一区一館を基本」が色濃く反映されるのではないか大変懸念している。せめて、地区センター内の図書の充実と整備、大人も子どもも実際の本を手に取って選ぶことが出来る取次所(予約本の受け渡し)づくりや、移動図書館等にも司書についてもらい小さくとも質の高い、新陳代謝が促される図書環境を整えて欲しいと述べました。また、豊岡町複合施設再編整備事業についても、もともとあった鶴見図書館の施設がどうなるのか、議論もされぬまま突き進まないでという声も上がりました。
横浜市には、素晴らしい図書館条例があるのだから、他都市の良い図書館例を取り入れて市民の声をきき、条例に見合った施策を進めて欲しいと訴えました。