7月13日、日本共産党横浜市議団は、新婦人横浜18支部連絡会と横浜市の来年度予算編成に向けて要望や質問を受け懇談しました。
新婦人からは、三山弘美代連絡会代表ら10人が出席し、党議員団からはあらき由美子団長、白井まさ子、古谷やすひこ両副団長、北谷まり、みわ智恵美、宇佐美さやか、かわじ民夫議員が出席しました。
寄せられた主な要望項目は下記の通りです。
①学校給食の充実
・中学校給食は選択制ではなく、温かくて生徒全員が食べられる小学校のような給食(自校方式又は親子方式)を実施してほしい。
・学校給食は無償にしてほしい。
②教育の充実
・少人数学級の進め、教職員を増やしてほしい。
・公立学校の女子トイレに生理用品を配置してほしい。
③子ども医療費助成の拡充
・子ども医療費は所得制限と一部負担金を撤廃し、対象を18歳まで引き上げてください。
④交通の充実
・高齢者が気軽に外出し健康を維持できるために、敬老パスの値上げはしないでほしい。
・市営バスの本数の増便を。
⑤健康・福祉・介護の充実
・補聴器購入に対する公的支援を
・健康保険料・介護保険料の引き下げ
・介護施設、老健施設を増やしてほしい。
・デイサービスの利用料が引き下げられる施策をなど
⑥防災の強化と環境保全
・豪雨災害に備え、危険な急傾斜地域とがけ崩れの対策強化を。
・空き家対策を。
・生活道路の積極的な舗装。
⑦その他
・上瀬谷通信施設跡地の活用は、汚染土壌を完全に除去し、「巨大テーマパーク」に固執することなく、いまの自然を生かした住民要望に沿ったものにしてほしい。
・公的な施設でパネルなどを使った「原爆展」を開催させてほしい。
・ノースドック(米軍施設)の返還。
・脱炭素社会の推進。
・期日前投票所をもっと市民が利用しやすい場所につくり増やし、投票所は足の悪い方でも行きやすいところに設置を。選挙公報ももっと早く市民に届ける改善を。
懇談で、同連絡会から強調されたのは、「会員に要望を聞くと、半世紀にもわたって要望し続けてきた、市民が求めている形での中学校給食実現と、高齢者も含めてみなが移動しやすい街づくりを進めてほしいが最も多かった。この思いに応えていく市政になってほしい」というものなどです。
あらき由美子団長は、みんなが食べられる温かい中学校給食に進むのか、現状の選択制デリバリー弁当のままでいくのか、今岐路に立っている。議会・議員を動かすには、新婦人の皆さんも取り組んでいる署名活動が本当に大切になっている。市民の願いはこっちだという意思表示を万の単位で示して、市長公約が実現されるよう力を合わせましょうと述べました。