市政ニュース
2010年12月3日

白井まさ子議員が議案関連質問

横浜Y150赤字の責任はどうするのか

質問する白井まさ子議員 横浜市議会第4回定例会で3日、議案関連質問が行われ、白井まさ子市議が日本共産党を代表して、「開国博Y150」に関する特定調停・補正予算、指定管理者の指定、公立大学法人横浜市立大学の中期目標について、質問しました。

 横浜開港150周年協会は、「開国博Y150」が赤字になったのはイベント会社にも責任があるとして、赤字の一部を負担するよう特定調停を申し立てていましたが、横浜地裁から出された調停勧告案に従って、横浜市が12億6600万円支出する補正予算が提出されました。同事業は、中田宏前市長が当時の最高責任者として推進・開催したもので、有料入場者数が目標の25%にとどまり、約26億円の収支不足となりました。
 白井議員は、党市議団がこの事業の計画段階から財政調整基金を取り崩してまで多額の市税を投入することに反対してきたこと、赤字のツケを市民に押し付けるべきでないと主張してきたことを表明し、「中田前市長、野田前副市長の任期途中の退職での無責任さ、またそれに関わった責任ある方々に、応分、相応の金銭的負担を求めてこそ、真にある責任ある道ではないでしょうか」とただしました。
 林氏は、支払い責任について、「特定の個人に負担を求めることは適切でない」と回答しました。

 横浜市大については、いまの中期目標に従って行われた独立行政法人化、その際に行われた3学部の統合、教員任期制などによる問題点について市長の見解をただすとともに、学生、教職員等関係者から意見を聞いて、「ぜひ林市長の目や耳で確認して責任をもった対応をしていただきたい」と要望しました。

 質問と答弁の全文はこちらをごらんください。


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