市政ニュース
2021年5月21日

著しく公平性に欠いたコロナワクチン予約は改善を

本日、横浜市議会では議案関連質問が行われ、日本共産党からは古谷やすひこ議員(鶴見区選出)が登壇。新型コロナ感染対策における、高齢者へのワクチン接種予約の取り組みについて、林文子市長に抜本的な改善を求めました。

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古谷議員は、「接種計画は順調だ」と市長は発言したが、現在進行形で大混乱の真っただ中だと反論。現在、高齢者のワクチン接種予約は「早い者勝ち」の仕組みであり、接種の優先順位が高い80歳以上の高齢者ほどインターネットを使えない方が多い。電話でしか予約や問い合わせができないなかで、その電話がつながらず疲弊されている。著しく公平性に欠いたやり方であり、事態は深刻だと厳しく迫りました。「ワクチンを打てと案内を出しておいて、いざ予約を取ろうとすると繋がらないのは何事か」と党市議団の議員室ではワクチン接種予約についての問い合わせが300件近くかかってきている。接種会場について電話回線のさらなる増設や、限定している予約日を毎日できるようにするなどの至急改善の手立てが必要。他にも各地の自治体で取り組まれているようにネットでのワクチン接種予約のサポート、日々変わる情報提供に本市も市をあげて取り組むべきだと強く求めました。

林市長は、電話回線の増設については「拡充する」、「7月までに高齢者の方のワクチン接種を完了させるために計画の見直しを行っています」と答弁しつつも、サポート窓口の開設には「各区役所にワクチン接種相談員を配置しワクチンに関する相談や、問い合わせの対応を行っている。マニュアルを配布し、お持ちのスマートフォンなどを用いての予約サポートも行なっている」と述べるにとどまりました。

質問と答弁の全文はこちらです。


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