7月7日、横浜市議会では、第二次コロナ対策補正予算案を含む市長が提出した議案の採決が行われ、すべてが賛成多数で可決し閉会。かわじ民夫議員(旭区)が討論に立ちました。
医療、中小企業、学校などへ支援強め
早急に第三次補正予算と臨時会を
日本共産党は、補正予算案に賛成しつつ、PCR検査の更なる拡充、国の予算範囲では全く足りない医療機関への財政支援や、市内中小企業への支援は川崎市のように一律10万円支給をと強く訴え、学校の感染対策と教職員負担の問題などを指摘し、市独自の取り組み強化を求めました。その上で、予想より多く支給されることになった国からの臨時交付金111億円をいち早く市民に届けるために3次補正予算を組み、臨時会の開催を要請。
また、コロナ前の過大規模計画を基にした国際園芸博覧会に関わる議案、パシフィコノースの収入不足を市民に被せることにつながる議案、リニア新幹線建設残土を受け入れる新本牧ふ頭整備議案などに反対しました。
水道料金値上げ反対、カジノより
コロナ対策を求める請願の採択を
水道料金値上げ計画の凍結や、医療・介護従事者の雇用と生活を守る財政支援強化、カジノ誘致の撤回と予算をコロナ対策に回すよう求める請願など10件の不採択に反対する討論を行いました。採択の結果10件の請願は自民公明など反対多数で不採択となりました。
討論の全文はこちらです。