カジノ勢力包囲を
日本共産党横浜市議団(9人)のあらき由美子団長は5月14日、カジノ大手ラスベガス・サンズ(米国)のカジノ日本進出を断念するとの発表(13日)を受け、「さらに運動を広げ、世論でもってカジノ推進勢力を包囲し、孤立化させましょう」とのコメントを発表しました。同社は、IR(カジノを中核とする統合型リゾート)誘致を狙う横浜市での投資を進めていると表明していましたが13日、「(日本では)私たちの目標達成は困難」だとして断念を表明しました。
あらき団長は、自民党市議団が新型コロナウイルスで苦しむ市内経済回復の起爆剤としてIR推進を林市長に迫り、対する林市長は、林市長はIRが税収増に有効だと繰り返し述べているとして「市民世論への挑戦そのものです」と批判。『本命』と目されていた同社の撤退は「市長、自民党・公明党にとって、痛手となるはず」だとして、カジノ誘致撤回の運動の継続に全力を尽くすとしています。
(しんぶん赤旗5月15日号より)
団長コメント
本命と目されていた事業者の撤退は、市長、自民党・公明党にとって、痛手となるはずです。
自民党市議団は、市長に対し、コロナショックで苦しむ市内経済回復の起爆剤としてIR推進を迫っています。市長は、税収増にIRは有効との言を繰り返すばかりです。市民世論への挑戦そのものです。さらに運動を広げ、世論でもってカジノ推進勢力を包囲し、孤立化させましょう。市議団も全力を尽くします。
2020年5月14日 日本共産党横浜市議団団長 あらき由美子