8月下旬と9月中旬に横浜ノース・ドックにおいて陸上自衛隊と米陸軍との実働訓練(オリエント・シールド)が実施されます。さらに8月22日~23日には自衛隊がノース・ドックにおいて警護訓練も実施します。
今年4月のオスプレイの陸揚げ、横田基地への飛行という事実と照らし合わせると有事の拠点化、軍事基地化の様相となっていることは明らかです。市の市是である「市内米軍基地の早期全面返還」の見地から、これらの訓練は中止を求めるべきです。
党市議団(9人)は、8月16日、政策局基地対策課に対して、瑞穂ふ頭/横浜ノース・ドックでの米軍と自衛隊による実動訓練(オリエント・シールド)及び陸上自衛隊警護訓練実施は、提供施設の基地機能強化につながるものであり、中止するように市は国に要請すべきと申し入れました。
政策局の松村岳利基地担当理事と田中昌史基地対策課長が対応しました。
市議団は、「平和安全」法制化から明らかに新しい段階での米軍と自衛隊の訓練が行なわれている、平和団体は、陸揚げ後の道路を使用しての弾薬搬送では県が立ち会うべきと主張している、市としては市民の安全を守る立場で、国に対し中止を求めて欲しい等述べました。
当局は、国からの紙情報では詳細が不明なので、口頭で少しでも具体的な内容を求めて出てきた情報は、議会・議員にも知らせている。これからも市民生活の安全を守る立場で、情報も含めて努めていきたいし、全面返還も引続き粘り強く求めて行きたいと述べました。
申し入れ全文はこちらです。