戸塚区の中外製薬進出に伴う浸水被害増大の未然防止に努めていく(渡辺副市長答弁)
3月7日の総務局審査で、岩崎ひろし議員(戸塚区選出)は、中外製薬進出に伴う周辺地域の浸水被害増大の未然防止、及び防災・減災に資する国土強靱化基本法と市防災計画の関係性について質問しました。
戸塚区の日立戸塚工場跡地に中外製薬研究所を整備する計画の中で、昨年、敷地を2mかさ上げする説明が事業者からあり、住民から「かさ上げされると浸水被害が増大する」との声があがりました。指摘を受けた事業者、関係部局は、浸水被害の増大を未然に防止するための対策を検討しています。
岩崎議員は、対策・検討がはじまったことは、地域住民にとって大きな前進であり、この間の事業者、関係当局の対応を評価するとして、その上で、浸水被害を未然に防止できるのか、地元住民の不安はまだ解消されていないと指摘。横浜市として最後まで責任を持って対応すると表明すべきだと要望しました。
渡辺副市長は、「周辺の住民の方々などからのご意見やご要望があれば、これをしっかりと受け止めて、それぞれの手続きの中で、みなさまに安心していただけるよう今後とも指導や要請を行っていくよう努めていく」と答弁しました。