市政ニュース
2017年3月6日

【予算特別委員会】かわじ 民夫議員(旭区)が道路局審査で質問

高齢化社会に対応するため地域交通サポート事業を拡充せよ

道路局IMG_9019 2017年度予算特別委員会の道路局審査で、かわじ民夫議員(旭区選出)が、白根通りの拡幅事業、帷子川の改修工事、厚木街道の歩道整備、地域交通施策・移動支援、無電柱化の取組み推進について質問しました。
 横浜市には、地域交通の充実を目指すことを目的とした「地域交通サポート事業」があります。この事業は、地域ニーズに合った交通手段の導入に向け、地域の主体的な取組のもと、移動手段のしくみを作るまでの「支援」をするものです。
 かわじ議員は、行政が地域まかせになっている現在の地域交通サポート事業は、全市的な移動支援施策になっておらず、不十分だと指摘しました。
 2014年に改正された「地方公共交通の活性化及び再生に関する法律」は、少子高齢化が進み、公共交通ネットワークの縮小やサービス水準の低下が懸念されていことから、地域の総合行政を担う地方公共団体を中心として、関係者の合意の下に、持続可能な地域公共交通ネットワークの再構築を図るとされています。
 かわじ議員は、本市においても、郊外部の住宅地や山坂の多い交通不便地域では、法が意図している立場に立って、福祉的な観点も持ち、運営支援も考慮し、行政が主体となった移動支援策も含むような、まちづくりの観点で取組み、地域交通サポート事業を充実させるべきと主張しました。
平原副市長は、「今後も職員が地域と密接にかかわることで、聞こえてくる地域や事業者の様々な声を把握して、実情に応じたきめ細やかな支援を行っていく」「民間事業者などが実施している送迎サービスとの連携や活用を検討するなど、事業の更なる展開、拡大についても積極的に対応していく」と答弁しました。

◎質問と答弁はこちらをご覧ください。


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