区役所駐車場の「条件付賛成」は、
一定時間無料等の「条件付反対」
横浜市会2007年度決算特別委員会では10月8日、市民活力推進局の審議が行われ、日本共産党を代表して河治民夫議員が、質問しました。
区庁舎駐車場等について、公平性や受益者負担、駐車場の適正利用等の観点として有料化も視野に入れた検討会が持たれ、パブリックコメントなどが実施されています。市は、パブリックコメントの結果を、賛成28%、条件付賛成57%、合計で85%が条件付も含め賛成だったとしています。ところが、条件付賛成のうち「一定時間の無料」の希望が58%、「区役所利用時間すべて無料」の希望が11%です。
河治議員は、この結果を「一定時間は無料がいいという意味で、手続きで必要な時間は無料というのが条件付賛成の真意。条件付反対とすべき」と述べるとともに、「公平性や受益者負担の名の有料化は市民への負担増を強いるコスト優先主義そのもの」と批判しました。小堀市民活力推進局長は、「『一定時間無料』はある時間を過ぎれば有料化に賛同と理解」と答え、「85%が駐車場有料化に賛成という結果」を撤回しませんでした。
また、河治議員は、コールセンターに電話した場合約2割が他の部署に回されていることについて、その場で解決できるよう水準アップするよう、また区づくり推進費の配分に税・国保料の収納率等の成果主義を持ち込まず、増額すべきと主張しました。
河治議員の質問と当局答弁はこちらをご覧ください。