あいかわらず大型開発に予算を重点配分
2013年度予算案の採決に先立って、岩崎ひろし議員が日本共産党を代表して、予算案に対する反対討論を行いました。
岩崎議員は、高速環状道路建設や国際コンテナ戦略港湾整備、横浜駅周辺大改造計画など国が推進する大型開発事業に予算を重点的に配分している一方で、小児医療費の無料化年齢引き上げや中学校給食、住宅リフォーム助成、公契約条例など切実な市民要望には応えようとしていないと批判。「経済の低迷、少子化・高齢化の進行など時代の潮流に見合った発想の転換や施策が求められているにもかかわらず、予算案は従来と変わらず、国の言いなりの予算になっている」と指摘しました。
具体的施策として、中学校給食の未実施、35人以下学級を国並みに据え置き、国保料算定方式変更に伴う軽減措置の不足、公共施設保全費の不足、不十分な再生可能エネルギーへの取り組み、正規職員の定数不足等を指摘しました。
採決の結果、予算案について、日本共産党、みんなの党、ヨコハマ会、無所属クラブおよび神奈川ネットが反対しましたが、賛成多数で可決されました。
◎岩崎議員の討論全文はこちらをごらんください。